──次の「ダボス会議」に向けて、引き続き世界の課題解決への取り組みが続きます。これから1年内に、特に注力したいことはありますか。
世界経済フォーラムの日本代表としては、コミュニティに参加している日本の人たちが直面している課題や、エナジートランジションなど皆で取り組みたいことには一層注力していく。
加えて、これまではグローバルの活動に日本の人たちの参加を促すスタイルを取ってきたが、今後は日本が直面している課題にも目を向け、インクルーシブな新たな資本主義の形を見出すことで国外の学びにつなげることもできるのではと考えている。経済や社会の構造を変革し、長寿かつ健康で、生産性が高い国をつくるにはどうすればいいか。これらのテーマも日本のコミュニティ内で取り組むかもしれない。
とはいえ、1年は長い。世の中の状況は刻一刻と変わってゆく。世界のニーズを深く読み解きながら、スピード感をもって、ベストなタイミングで効果的な活動をしていきたい。
[匿名さん]