JR埼京線の電車内で、痴漢をしたとして、その場で取り押さえられ、警察官に引き渡された後に逃走していた男が、きょう、警視庁に逮捕された。
東京都の迷惑防止条例違反の疑いで逮捕されたのは、埼玉県の50代の会社役員の男。この男は、今月6日午前8時半ごろ、東京の赤羽駅から板橋駅に向かって走行中のJR埼京線の電車内で、20代の女性のお尻などを触った疑いが持たれている。
男は、その場で、女性に取り押さえられ、電車が板橋駅に到着した後、駅員に引き渡された。その後、駆けつけた警察官が話を聴いていたところ、男が「タバコを吸いたい」と要求。警察官が、喫煙所に連れて行き、目を離した隙に、男は逃げ出していた。当時、男は手錠をかけられておらず、警察官とは3メートルほど離れていたという。
警視庁は、防犯カメラの映像解析などから、男を特定。きょう午前10時半ごろ、埼玉県内の勤務先近くの店舗の駐車場で、男を発見し逮捕した。調べに対して男は「詳細については、弁護士が来てから相談して話します」などと認否を留保しているという。
【日時】2022年06月16日 16:00
【ソース】FNN