JR木次線の利用促進につなげようと、沿線自治体などでつくる木次線利活用推進協議会が「木次線応援団」を募集している。乗車のほか、手ぶりや交流サイト(SNS)による情報発信を求め、応援の輪を広げたい考え。
同線を走ったトロッコ列車・奥出雲おろち号の運行終了後も注目し続けてもらおうと協議会が企画した。
トロッコ列車が運行を終えた2023年11月23日に募集を始め、9日現在、県内外から74の個人・団体が加わった。加入者にはオリジナル会員証が渡される。
木次線の利用▽手ぶり▽魅力発信-という応援三カ条を設定し、いずれか一つでも行動する個人・団体が加入できる。団員に木次線関連のイベント情報を伝えて参加を促すほか、団員同士の交流の場を設ける。協議会事務局の市うんなん暮らし推進課の金森里志課長は「応援団の皆さんと共に存続に向けた取り組みを進めていきたい」と話した。
加入は、専用フォームから申し込みできるほか、協議会ホームページからダウンロードできる申込用紙に必要事項を記入し、うんなん暮らし推進課か、奥出雲町政策企画課に提出する。問い合わせはうんなん暮らし推進課、電話0854(40)1014。