予算案には、十八日に閣議決定した防衛力整備の指針となる「防衛計画の大綱」と、今後五年間の装備品の見積もりを定めた「中期防衛力整備計画(中期防)」に沿って、米国製兵器の大量購入を盛り込んだ。防衛大綱で鮮明になった米国との軍事的一体化が予算案にも表れた。
FMSによる調達のうち後年度負担の額は六千五百九十七億円。地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」は二基の取得経費として千七百五十七億円を計上した。試験費用の一部を次年度以降に先送りし、概算要求段階より六百七十二億円減額された。
早期警戒機E2Dは、概算要求より七機増やした九機を購入し、費用は千九百四十億円。ステルス戦闘機F35Aは、六機で六百八十一億円を計上した。
防衛大綱の目玉となった海上自衛隊の護衛艦「いずも」型の事実上の空母化に向けては、戦闘機が発着する際の船体への影響を調べる調査費として七千万円を計上した。
宇宙領域の対策では、状況監視システム取得など計八百九十六億円、サイバー空間での能力向上に計二百二十三億円を盛り込んだ。
防衛費が国内総生産(GDP)に占める割合は0・929%となった。
FMSによる調達のうち後年度負担の額は六千五百九十七億円。地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」は二基の取得経費として千七百五十七億円を計上した。試験費用の一部を次年度以降に先送りし、概算要求段階より六百七十二億円減額された。
早期警戒機E2Dは、概算要求より七機増やした九機を購入し、費用は千九百四十億円。ステルス戦闘機F35Aは、六機で六百八十一億円を計上した。
防衛大綱の目玉となった海上自衛隊の護衛艦「いずも」型の事実上の空母化に向けては、戦闘機が発着する際の船体への影響を調べる調査費として七千万円を計上した。
宇宙領域の対策では、状況監視システム取得など計八百九十六億円、サイバー空間での能力向上に計二百二十三億円を盛り込んだ。
防衛費が国内総生産(GDP)に占める割合は0・929%となった。