永井花奈が涙の初Vも「2日間で終わったのは残念」
[2017年10月29日13時26分]
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優勝スピーチで涙を流す永井花奈(右)に樋口大会名誉会長がやさしく寄り添う(撮影・柴田隆二)
優勝スピーチで涙を流す永井花奈(右)に樋口大会名誉会長がやさしく寄り添う(撮影・柴田隆二)
優勝トロフィーを掲げる永井花奈(撮影・柴田隆二)
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<女子ゴルフ:樋口久子・三菱電機レディース>◇最終日◇29日◇埼玉・武蔵丘GC(6580ヤード、パー72)
第2日に首位浮上していたプロ2年目の永井花奈(20=デンソー)が荒天による最終日中止でツアー初優勝を飾った。
クラブハウスで中止を知り「今年は優勝を目標にしていたので達成できたのはうれしいですが、2日間で終わってしまったのは残念です」と3日間のプレーで決着をつけたかった気持ちも明かした。
優勝の実感は表彰式でこみ上げ、両目からあふれる涙をぬぐった。コーチでもある父利明さん(50)、母裕子さん(51)と念願の初優勝の喜びを分かち合い「ゴルフを支えてくれた両親に感謝したい。賞金でプレゼントをあげたい」と口にした。
高校時代の14年日本女子オープンで日本人最高位の3位に入り、ローアマも獲得した実力者。昨年のプロテストもトップ通過した永井は「自分的にはプロとして1年戦うことで、あっという間だった。初優勝までは長くは感じなかったし、こんな形で迎えるとは思いませんでした」と強調。最後には「まだまだ優勝したい」と満足していなかった。