🥋 空手道

世界を制した「劉衛流」とは　喜友名諒の師事する流派は、実は「異端」だった
2021/08/06 21:12スポニチアネックス

世界を制した「劉衛流」とは　喜友名諒の師事する流派は、実は「異端」だった

＜東京五輪　空手　男子形決勝＞金メダルを獲得し、天を見上げる喜友名諒（撮影・北條　貴史）

(スポニチアネックス)

　◇東京五輪第15日　空手男子形決勝（2021年8月6日　日本武道館）

　空手の男子形で、「本命」と目された喜友名諒が金メダルを獲得した。今大会初採用の競技で日本初メダル。そして、沖縄県出身者として、初めて最も輝くメダルを手にした。

　喜友名が所属する流派は「劉衛流」。1875年、仲井間憲里氏によって、中国から沖縄にもたらされた。沖縄空手といえば、「小林流」「剛柔流」「上地流」が三大流派といわれ、「劉衛流」は沖縄の中でも、それほど目立った存在ではなかった。