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【続きます】
パチンコホール経営業者の業績は非常に厳しくなっている。
日本生産性本部の発行する「レジャー白書2017」によると、参加人口は1996年の2760万人から2016年には940万人になっている。
ピーク時には3000万人に迫った参加人口はその3分の1の規模にまで減少した。
参加人口の減少がパチンコホール経営業者の業績へ大きな影響を与えていると見られる。
パチンコ・パチスロ機卸業者は前年度の増収から一転、2ケタ減収に
パチンコ・パチスロ機卸業者の2016年度の売上高合計は7523億円となっており、前年度比12.5%の減少となった。
2015年度は前年度比2.4%の増収となっていたが、一転して2ケタ減収へ転落した。
増収企業も2015年度の152社から2016年度には141社へ減少している。
前年度の増収から一転して2ケタ減収となったパチンコ・パチスロ機卸業者であるが、
2015年度の増収は人気機種を扱う大手メーカー系の販売業者数社が増収となった事が要因にある。
2016年度は2016年12月末には旧基準パチンコ機種の撤去期限を迎えた事により、中古台の流通が大きく減少した事が大幅減収につながったと見られる。
パチンコ・パチスロ機メーカーも2ケタ減収
パチンコ・パチスロ機メーカーの業績も厳しいものとなっている。2016年度の売上高合計は1兆151億円となっており、前年度比14.2%の減少となった。2015年度は前年度比0.1%の増収とほぼ横ばいの推移であったが、2016年度は卸業者同様、2ケタを超える大幅減収に見舞われている。増収企業も2015年度の9社から2016年度には8社へと1社の減少となっている。
「続く🔜
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