😎 不良・族全国

　「抗争を通じて成長してきた武闘派。『田舎のヤクザ』ではあるが、山口組と抗争するなど暴力団の世界では全国区の存在感を持つ」。道仁会に詳しい元捜査幹部はそう話す。

　福岡県のほか、佐賀県や熊本県にも傘下組織を持つ道仁会。昨年末時点では１０１０人と、約８００人の工藤会をしのぐ九州最大規模だ。

　本部事務所はＪＲ久留米駅近くの閑静な住宅街の一角にある。２７日午後に訪れると、入り口付近では監視カメラが目を光らせていた。組員らが出入りする様子はなかった。

　２００６年に始まった九州誠道会（現・浪川会、福岡県大牟田市）との抗争では一般市民を含む１４人が死亡。１２年には全国初の「特定抗争指定暴力団」に指定された。厳しい警察の監視のもと、組織は弱体化が進んだとみられていた。

　だが１４年６月の指定解除後、組への勧誘などの活動が活発になっている様子が明らかになってきた。

　目立つのは加入の強要や離脱の妨害だ。福岡県警が暴力団対策法に基づいて道仁会系組員に出した中止命令は昨年は２件だったが、今年は上半期だけで６件に上る。今春には暴力団の専門雑誌が道仁会を取り上げた。「道仁会は長年、メディア露出を嫌っていた。捜査員に衝撃が走った」と捜査幹部。組織固めや勢力誇示の意図があったとみる。

　工藤会は１４年秋以降、一般市民の襲撃に関与したなどとして幹部が次々と逮捕され、組員の離脱が進んだ。一方で福岡県内の道仁会の勢力は昨年、前年に比べ１０人増えた。県警は組織拡大で犯罪が増えることも懸念する。捜査幹部は「工藤会に注目が集まりがちだが、道仁会の動きにも警戒が必要だ」と話す。

流石ゴキブリヤクザ

北九州にも進出？

当たり前や
工藤会のシマもらうでえ