13日、ドイツオープンは大会最終日を迎え、女子シングルス準決勝が行われた。
日本から唯一ベスト4に残った伊藤美誠(スターツ)は、シンガポールの馮天薇(フォンティエンウェイ)を4-0で下し、スウェーデンオープンに続いて2大会連続の決勝進出を決めた。
伊藤美誠、馮天薇に勝利写真:伊藤美誠(スターツ)シンガポールのエース馮天薇に勝利し、1週間前に行われたスウェーデンオープンに続いて決勝進出を決めた。
伊藤はサーブを軸にラリーを優位に進め、馮天薇に圧力をかけていく。
また、表ソフトラバーを貼るバックハンドで緩急をつけ馮天薇に的を絞らせない。
圧巻の“みま”劇場だった。
馮天薇は、世界ランキング1位の陳夢(チェンムン)にストレートで勝利し、準々決勝では0-3から大逆転勝利を収めたが、伊藤の前に屈した。
伊藤が決勝で戦うのは、中国の孫穎莎(スンイーシャ)だ。
準決勝では、同じく中国の王藝迪を全く寄せ付けず4-0でストレート勝ち。
孫穎莎は、9月のアジア卓球選手権では、女子シングルスで優勝を果たし、他にもワールドツアーですでに2勝している。
伊藤と孫穎莎は、1週間前スウェーデンオープン準決勝で対戦しており、伊藤が4-2で勝利している。
お互い18歳ながら、卓球界を引っ張る存在となりつつある両者の戦いから目が離せない。
詳細スコア女子シングルス準決勝◯伊藤美誠 4-0 馮天薇(シンガポール)11-8/11-9/11-7/11-6◯孫穎莎(中国) 4-0 王藝迪(中国)13-11/11-1/11-8/11-2文:ラリーズ編集部
【日時】2019年10月13日(日)
【提供】Rallys