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＜卓球・ノジマTリーグ2020-2021シーズン 12月5日（土）＞

5日、Tリーグサードシーズン女子の試合が行われ、日本生命レッドエルフ（以下、日本生命）がトップおとめピンポンズ名古屋（以下、名古屋）をマッチカウント3-2で下した。

今季まだ勝利のない名古屋は、第1マッチのダブルスに勝利し流れを引き寄せたが、ビクトリーマッチで敗れ、勝利にはあと一歩及ばなかった。

井林「昨日の夜、二人で戦術を立てた」第1マッチのダブルスで、井林茉里奈/鈴木李茄ペア（名古屋）が、今季ここまで5戦全勝と圧倒的な強さを誇る前田美優/赤江夏星ペア（日本生命）にストレートで勝利し、名古屋に流れを呼び込む。

「昨日の夜、鈴木選手と二人でしっかり話し合って戦術を立て、今日は思い切ってプレーできた」と振り返る井林。

「試合を重ねて、コンビネーションが良くなってきた」と手応えを語る鈴木と共に、貴重な勝利をチームにもたらした。

村上恭和監督（日本生命）が「ユモンユが頑張ってくれた」と振り返る第2マッチは、ユモンユ（日本生命）とリンイエ（名古屋）との対戦。

一進一退のフルゲームの末、ユモンユが勝利し、マッチカウントを1-1のタイに戻した。

早田「落ち着いてプレーできた」そして、日本生命に流れを引き戻したのも、勝利をもたらしたのも、エースの早田ひなだった。

第3マッチではエリザベタ・サマラ（名古屋）をストレートで、ビクトリーマッチはハン・イン（名古屋）を11-8で下した。

ビクトリーマッチでは、後半ハン・インがカットで粘るも「点差以上に落ち着いてプレーできた」と冷静に振り返るように、その実力を見せつけた。

「開幕戦での敗戦を機にいろいろとチャレンジして、前よりも状態は良いくらい」と、早田の状態に目を細める村上監督。

全勝だったダブルスを落としてもチーム力で勝利を収める日本生命が、連戦の続く12月に首位固めを狙う。

■◯日本生命レッドエルフ 3-2 トップおとめピンポンズ名古屋
前田美優/赤江夏星 0-2 ◯井林茉里奈/鈴木李茄
10-11/10-11

◯ユモンユ 3-2 リンイエ
7-11/11-9/11-7/7-11/11-7

◯早田ひな 3-0 エリザベタ・サマラ
11-6/11-6/11-6

陳思羽（チェンズーユ） 0-3 ◯ハン・イン
5-11/4-11/9-11

◯早田ひな 1-0 ハン・イン
11-8

文：ラリーズ編集部