ビームスは、今年8月に販売したジャージのズボンに、洗濯表示の誤りがあったとして、商品を回収すると発表した。
洗濯表示をめぐっては昨年末、記号表記が変わったばかりだが、今回のミスは、「ドライクリーニングができない素材」なのに「できる」と表示していたという。
回収の対象となるのは、今年8月6〜31日に販売された「Ray BEAMS」ブランドのサイドラインジャージ(サイズ:0、1/黒)5940円(税込)。
消費者庁によると、当初の洗濯表示には「ドライクリーニング可」の絵記号が描かれていたが、これは誤りだったという。
ビームスでは、商品を回収し、正しい洗濯絵表示に付け替えたのち、返却する方針を決めた。
購入先に持参するか、送料着払いで返送するよう呼びかけている。
昭和生まれにとって、ジャージは運動着のイメージだが、現代はオシャレ着扱いなのだろうか?ちなみに洗濯表示は昨年12月に従来の22種類から倍近くの41種類に増えたばかりだが、現実問題として、きちんと表示を確認している消費者は少ないだろう。
新たな表示法によると、この製品は「手洗い可・塩素系漂白剤不可・タンブル乾燥禁止・日陰のつり干し推奨・アイロンは110℃上限のスチームなし・ドライクリーニング不可・弱水流のウェットクリーニング可」と、ほとんど暗号だ。
ここに消費者庁が発表している洗濯表示早見表をつけておくので、こちらも合わせて、一度ご自分のワードローブをチェックしてみてはいかがだろう?
【日時】2017年10月05日(木) 18:41
【提供】ハザードラボ