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風俗店や水商売のパネル写真を見栄え良く加工する専門の業者があるのだが、その業者が困窮しているというのだ。

キャバクラ、ホストクラブ、風俗店などウェブサイトや店に飾る写真は見栄え良く可愛く、そしてカッコいい写真に限る。

元の写真をパソコンでレタッチ、いわゆる加工するのだが、それには1枚ずつお金を支払っている。

加工は専門の業者や個人事業主、いわゆる個人で請け負っている加工専門職人もいる。

風俗店が主に加工業者に依頼したいのは二重顎や顔のライン、そして目元だという。

写真通りの子が来るとは気にしないまでも加工しすぎて別人になる場合もあるくらいだ。

しかしここ最近は事情が異なっているという。

スマートフォンの加工アプリの進化のおかげで加工業者を使うまでもなく可愛い、そしてカッコいい写真が撮れてしまうのだ。

さらにセルフでの撮影なので、スタジオやカメラマンも必要なくなり経費が大幅削減だ。

実際にどれほどの店舗がスマートフォンで撮影した写真を使っているのか？　全部を調べるわけにはいかないが、ざっと見たところ多くの写真がスマートフォンで撮影された写真となっている。

特にスマートフォンで撮影すると「素人さ」が出てウケが良いのだという。

今までは綺麗な写真で選ばれる傾向があったが、制服を着たキャストコスプレ店はプロっぽいイメージより素人さを全面に出して初々しさを強調するのだという。

また風俗店は目や口元が隠れていたりするので加工するまでもなかったりする。

ただ、まだまだスマートフォンの加工よりも割合としてはカメラマン撮影により、専門業者の加工の方が割合は断然に多い。

こういう業者はホームページの請負も同時にやっていたりするので、見栄えの良い風俗サイト、そして写真の加工も全て引き受けているのだ。