気付いたらドライブスルーで応対してくれていたのはAIだった…ということになるかもしれません。詳細は以下から。
米マクドナルドのクリス・ケンプチンスキー最高経営責任者(CEO)が、ドライブスルーでの対応を人間からSiriやアレクサのような音声認識AIに置き換える方針を示しました。
これは投資家向けカンファレンスで明らかにされたもので、まずは5年後にシカゴ周辺の1万4000店舗での実装を目指します。
現在10店舗で行われている試験導入では80%のオーダーに対して85%の精度で注文が成立するとのこと。
現在は人間のスタッフが後ろで控え、質問や問題発生時にはすぐにヘルプに入る状況で、いわば学習の真っ最中ということになります。
こうなると心配は「人間が機械に仕事を取られる」という話ですが、調理業務の自動化は現時点ではペイしないため注力しないとのこと。しばらくはAI導入による解雇はなさそうです。
客側もSiriやアレクサなどのAIに加え、Uber Eatsのようなサービスもおなじみとなってきたため、ドライブスルーのAI化にも意外とすぐに慣れそうです。