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野党第一党「国民の力」のユン・ソギョル（尹錫悦）氏が第20代韓国大統領に当選した中、与党「共に民主党」イ・ジェミョン（李在明）候補の“出国禁止”を要請する国民請願が登場した。

10日、青瓦台（韓国大統領府）の国民請願掲示板には「李在明氏の緊急出国禁止を要請します」というタイトルの文章が投稿された。

請願者は「大統領選が終われば大壮洞開発不正および最高裁判事買収疑惑に対する捜査が始まるだろう」とし、「李在明氏が罪を犯すはずはないが、万一、選挙に敗北した喪失感で外国に旅行に行けば、国民が大きく誤解しないだろうか」とつづった。

請願者は続けて「国家の大切な資産が海外に出て行き、国際犯罪組織に拉致でもされたら国家的に大きな損失になるのでは。一部の非常識な政治家夫妻のように税金で小間使いのように働かせられる5級・7級公務員がいるわけでもないのに、もし李在明氏の妻が外国の地に行ったらどれほど苦労するか」と皮肉った。

また、「政府は以上のさまざまな事態を未然に防ぐよう、李在明氏とその家族に対する出国禁止命令を先制的に下すことを願う」とし、「もしそれでも李在明氏が選挙結果に対する精神的外傷を訴えるならば、精神病院に強制入院させて積極的に治療するよう願う」と訴えた。

該当請願はこの日午後3時現在で6万5000人以上の同意を得ている。該当請願は、当選者が発表される直前に登録された。