小林正明・市建設部長は、「決断が遅れたことをおわびする」と陳謝した上で、「将来にわたり入居者の命に責任を持たなければいけないが、かさ上げだけでは十分とは言えない」とし、「決定を理解してほしい」と求めた。
一方、住民からは「長沼が危険だから建てられないというのは、復興に向かって頑張る住民に失礼だ」などと批判が相次いだ。小林部長は「あくまでも公営住宅を造れない理由であり、コミュニティーが再生できるよう今後も支援していく」と述べた。
入居を希望していた女性(61)は「なぜ2年もかかったのかという具体的で真摯しんしな説明はなく、納得はできない」と話した。
昨年、公営住宅の建設を求める要望書を提出した「長沼地区復興対策企画委員会」の柳見沢宏委員長(69)は「これまで話し合うと言いながら議論はかみ合ってこなかった。復興は道半ばで、市は今回のことを反省してほしい」と指摘した。
一方、住民からは「長沼が危険だから建てられないというのは、復興に向かって頑張る住民に失礼だ」などと批判が相次いだ。小林部長は「あくまでも公営住宅を造れない理由であり、コミュニティーが再生できるよう今後も支援していく」と述べた。
入居を希望していた女性(61)は「なぜ2年もかかったのかという具体的で真摯しんしな説明はなく、納得はできない」と話した。
昨年、公営住宅の建設を求める要望書を提出した「長沼地区復興対策企画委員会」の柳見沢宏委員長(69)は「これまで話し合うと言いながら議論はかみ合ってこなかった。復興は道半ばで、市は今回のことを反省してほしい」と指摘した。