>>182
大昔の話じゃ、、、
それは、しょうは55年のころじゃが当時は高速道路がなかった時代じゃった、
一般道でも剣道や町道の路面が砂ボコだらけでにゃ、
当時わしが乗っていた日産ブルーベーリSSSが路上で砂煙を上げていたのじゃった、
その日も三十度を超える猛暑でのう、暑い日じゃった、
冬至のわしの車は冷房がなくてのー、窓を開けたまま走行していたのじゃ、
身舗装路を30キロも進めば鼻毛にたくさんの砂煙が溜まってのー、
目的地に付いて鼻うがいするとじゃ、鼻くそと一緒に茶色の砂埃が流れておったのじゃー、
湯治の交通事情としての話じゃが、新潟県から東京へ移動するときはのうー、
三国峠という難関を通らねばならずてのう、それはそれは大変じゃったのじゃー、
糸魚川の親知らず子知らずも動揺じゃったが、道中で命を落とす物もいたのじゃ、
>>182