釣り仲間の消防士8人、伊勢エビ27匹密漁容疑…「自分で食べた」
10月21日(月)22時32分 読売新聞
和歌山県で伊勢エビを密漁したとして、田辺海上保安部は、大阪府大阪狭山市の市消防本部の消防士8人を漁業法違反(漁業権侵害)容疑で和歌山地検田辺支部に書類送検した。同保安部が21日までに発表した。8人は釣り仲間で、密漁した伊勢エビは計27匹。「自分で食べた」などと容疑を認めているという。
発表では、消防司令補(45)や消防士長(43)、40〜20歳代の消防副士長ら。8人はそれぞれ昨年4月〜今年1月、漁業権がないのに、和歌山県の御坊市や日高町の漁港近くで、伊勢エビ1〜6匹を密漁した疑い。LINE(ライン)などで情報交換し、釣り糸を海中に垂らして釣り上げていたという。
同保安部の職員が1月14日未明、御坊市の漁港駐車場で、3人が伊勢エビを持っているのを見つけた。同保安部は3人を同容疑で書類送検し、他の5人も調べていた。
大阪狭山市は、先に書類送検された3人を戒告の懲戒処分としており、他の5人も処分する方針。市消防本部は「服務規律の確保に努めたい」としている。
10月21日(月)22時32分 読売新聞
和歌山県で伊勢エビを密漁したとして、田辺海上保安部は、大阪府大阪狭山市の市消防本部の消防士8人を漁業法違反(漁業権侵害)容疑で和歌山地検田辺支部に書類送検した。同保安部が21日までに発表した。8人は釣り仲間で、密漁した伊勢エビは計27匹。「自分で食べた」などと容疑を認めているという。
発表では、消防司令補(45)や消防士長(43)、40〜20歳代の消防副士長ら。8人はそれぞれ昨年4月〜今年1月、漁業権がないのに、和歌山県の御坊市や日高町の漁港近くで、伊勢エビ1〜6匹を密漁した疑い。LINE(ライン)などで情報交換し、釣り糸を海中に垂らして釣り上げていたという。
同保安部の職員が1月14日未明、御坊市の漁港駐車場で、3人が伊勢エビを持っているのを見つけた。同保安部は3人を同容疑で書類送検し、他の5人も調べていた。
大阪狭山市は、先に書類送検された3人を戒告の懲戒処分としており、他の5人も処分する方針。市消防本部は「服務規律の確保に努めたい」としている。