🧖 高山市雑談

剣道部顧問が暴言で厳重注意
2019年09月03日　19時22分
岐阜県高山市の中学校で剣道部の顧問を務める男性教諭が、部活動の指導中に男子生徒に誤って鼓膜を傷つけるけがをさせたにもかかわらず校長に報告しなかった上、別の日の指導で「もう片方の耳を聞こえなくするぞ」と
いった暴言を浴びせていたとことがわかりました。
高山市教育委員会によりますと、高山市立日枝中学校で剣道部の顧問を務める３１歳の男性教諭はことし３月、男子生徒と稽古した際に生徒に竹刀が強く当たって鼓膜が傷つくけがをさせたものの校長へ報告していなかったということです。
また、ことし４月から５月にかけてはこの生徒に「もう片方の耳を聞こえなくするぞ」といった暴言を浴びせていたということです。
教諭はほかの生徒にも「あほ」や「ばか」といった発言をしていて、合同練習をしていた他校から指摘を受けた学校の調査でけがをさせたことや暴言が明らかになりました。
問題の発覚後、教諭は生徒や保護者に謝罪し、調査に対して「励ますつもりの発言だった。けがについては保護者が『練習中のことだから』と言っていたので報告の必要がないと判断した」と話しているということです。
高山市教育委員会は体罰にはあたらないものの行き過ぎた指導があったとして教諭を口頭で厳重注意したほか、教育委員会に報告していなかったとして校長も口頭で厳重注意したということです。