去年8月、三重県桑名市の東名阪自動車道を走っていた大型トラックの前で、急減速や進路変更などを繰り返した上、無理やり停車させるなどの「あおり運転」をしたとして、67歳の容疑者が逮捕されました。
容疑者は容疑を否認しています。
逮捕されたのは愛知県一宮市の無職、柴田敏也容疑者(67)です。
警察によりますと、柴田容疑者は去年8月、桑名市内の東名阪自動車道の下り線で、40代の男性が運転する大型トラックの前で、急減速や進路変更、車間距離を詰めるといった運転を繰り返した上、急停止して大型トラックを無理やり停車させるなどの、いわゆる「あおり運転」を行ったとして、道路交通法違反の疑いがもたれています。
警察では、大型トラックや目撃車両のドライブレコーダーの映像で、あおり運転が約4.6キロメートルにわたって続いたと確認できたことなどから、逮捕したということです。
調べに対し容疑者は「車間距離をつめたりするあおり運転は行っていない。相手が止まったので私も止まっただけ」などと容疑を否認しているということです。
県警察本部によりますと、「あおり運転」が令和2年の改正道路交通法で、「妨害運転」と規定され厳罰化されて以降、県内での逮捕はこれが2件目で、当時の状況を詳しく調べています。
老害 車運転すな!!