🦁 静岡市雑談

耐震に不安、草薙体育館　静学跡地に移転新築へ
01/01 08:50
　耐震性に不安がある県草薙総合運動場体育館（静岡市駿河区）の建て替え問題で、県は買収する第二静岡学園用地２・４ヘクタールに新体育館を建設する方針を固めた。同市や経済団体などから提案・要望を受けていたＪＲ東静岡駅北口の市有地に、県としてアリーナを建設することは見送る。
　体育館の耐震化工事に約１５億円が必要で、工事期間中は施設の利用ができない。一方、同運動場に隣接する学園用地に体育館を新築すれば、施設利用希望者への影響を最小限にとどめることができ、学園の第１体育館をサブアリーナとして活用できると判断。学園側から更地にして用地買収する計画を見直すことで、事業費の節減を図る。
　川勝平太知事は大学コンソーシアム（仮称）の設置構想を掲げる東静岡地区のキーコンセプト「学生まち」を県立大、県立美術館などがある有度山周辺地域に波及させる考え。構想を老若男女が集い、学び、暮らすまちづくりの支援策につなげるためにも、同地域に立地する草薙総合運動場に体育館を残すことを決断した。
　静岡市は東静岡地区の新庁舎予定地に県営多目的アリーナを誘致するため静清合併時に決めた新庁舎建設計画を白紙に戻し、関係条例を改正した。県と市は昨年３月に事務レベルの協議開始で合意したが、石川嘉延前知事の辞職以降、進展がなかった。

ソース
h　ttp://www.shizushin.com/news/social/shizuoka/20100101000000000023.htm