>>269 昭和2年から続いた家業の染色工場を閉鎖したのは一昨年春のことでした。
5年前に抵当に入っており、売却した土地建物を、一旦買い戻したあと転売する計画を立てました。
土地が値上がり傾向にあった頃で、転売の結果、新しい仕事の資金と、幾分かのおつりが手元に残る予定でした。
ところが、土地に土壌汚染が発見されたのです。記事と同じ、ヒ素、鉛、水銀でした。
工場跡地であり、面積が多きく、マンション用地向きであったため、土壌汚染調査が必要とされました。
染色工場の薬品類に起因すると思われる汚染はありませんでした。
ヒ素、鉛は地表より深く行くほど濃度が上がっており、元々あったものと思われます。記事も、京都の街中の小学校ですから、100年ほどは経っているでしょう。土壌汚染の原因となるものは考えられません。
基準値はオーバーしてるものの、「毎日スプーン一杯の土を食べても、発病する可能性はほとんど無い」程度と、調査会社の先生がおっしゃいました。
でも、土壌汚染は土壌汚染