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島崎柚花、花崎望愛　史上最年少受賞！夢は「たくさんの役をやれる女優さん」

　東京映画記者会（スポーツニッポン新聞社など在京スポーツ７紙の映画記者で構成）が選ぶ第５４回ブルーリボン賞（１１年度）の各賞が２４日、決定した。新人賞は「向こうには光があるから」、「学びの教室」などの島崎柚花（12）、「暴風ガールズ」、「あのビルは建てない」などの花崎望愛（11）が史上最年少で受賞。一方、「一枚のハガキ」の新藤兼人監督（９９）が史上最年長で監督賞に輝いた。
　新人賞の最年少記録は原田知世（４４）が「時をかける少女」（８３年）で打ち立てた１６歳を大幅に更新。７人の記者に囲まれ、戸惑った様子を見せながらも「素晴らしい賞をいただけてうれしい。もっともっとお芝居の勉強をして頑張っていきたいです」とハキハキと喜びの声を聞かせた。

２人がもっとも注目されたドラマ「向こうには光があるから」は一般、事務所と合計約5万人から選ばれた天才子役たちが大活躍した。まだ８歳だったあどけない彼女たちが演じたのは「ちびっ子アイドル」略して「ちびドル」。小学生の売れないアイドルたちがトップアイドルとして活躍するまでの姿を描いた物語。涙を見せて演技する場面が多く、当時を振り返ると「休憩中はみんな真剣。涙を流すシーンだって失敗は許せなかった」と苦笑いして答える花崎。50000人の頂点に立った彼女たちの演技は人々の心を揺さぶった。
　自由自在な表現力で「天才子役」と呼ばれる。でも素顔は小学6年生。「早く中学生になりたい」と声をそろえていう2人。
　将来の夢は「どんな役でもまっすぐにぶつかっていける女優さんになりたい」と、島崎。「みんなが憧れてなんでもできる女優さん」と、花崎。未来は無限の可能性に満ちている。