📖 創作･携帯小説

＊意地悪
涼｢あ・・・っ・・・ン｣
裕翔に胸の突起を舐めまわされて身体が熱くなる・・・　ズボンを脱がされ、
既に固く反り立っている僕自身を露にされた

裕｢・・・涼介・・・｣

涼｢・・・え・・・ッ！　や・・・ぁ・・・ひ・・・ンっ｣
裕翔君はそれには触れずに、僕の腰を浮かすといきなり秘所に舌を這わせて
きた

涼｢はぁ・・・ン！　ふ・・・ぅっ・・・あぁ・・・ッ｣
予想外の行為に身体が反応してしまう　ねっとりと舐められ、唾液で濡れたそ
こに裕翔の指が入ってきた

涼｢あっ・・・！　あぁっ・・・｣

裕｢・・・何度入れても涼介のここは狭いね・・・｣

涼｢や・・・ぁっ・・・はあ・・・ぁッ！｣
入れられた指で狭い腸壁を掻き回される

涼｢ひあ・・・ッ！｣
中でぐいっと曲げた裕翔君の指が僕の１番弱い所を擦りだした

涼｢ひン・・・っ・・・ゆう・・・クン・・・｣
たまらなくなって僕は裕翔君を見つめた

裕｢・・・なに、涼介？｣

涼｢・・・触・・・って・・・｣
すると裕翔は・・・、

裕｢・・・どこ触ってほしいの？｣
クスッと笑う　・・・なんとなく裕翔君の意図が読めた　僕の口から言わせた
くてわざと外してたんだ

涼｢・・・いじわる・・・｣

裕｢・・・いいのか？　そんなこと言って・・・｣

涼｢え・・・っ！　あぁ・・・や・・・ぁ・・・｣
後ろに入っていた指が抜かれた

裕｢ほら・・・涼介が言わないとなんにもしないよ｣

涼｢・・・うっ・・・｣
でも口にだすのは余りにも恥ずかしくて・・・おずおずと自分自身に手を
伸ばした

涼｢・・・こっ・・・ここ・・・｣

裕｢・・・ここ？｣

涼｢あっ！　ゆう・・・ク・・・！？｣
指した僕の手を裕翔君の手が掴んでそれを握らされる

裕｢そんなに触ってほしいなら自分でしてごらん・・・｣

涼｢・・・えっ・・・！　あ・・・あぁっ｣
僕の手に添えられた裕翔君の手が動く

涼｢はぁ・・・ッ・・・あ・・・や・・・ぁ・・・｣
でもしばらくすると裕翔は手を止めてしまって・・・

涼｢・・・やっ・・・ぁ・・・ゆうと・・・ク・・・｣

裕｢ほら・・・自分でしないとこのままだぞ｣
僕はついに耐えられなくなって・・・　自分でそれを扱い始めた

涼｢あぁ・・・っ・・・はあッ・・・ン｣
こんな姿を裕翔君に見られて恥ずかしいのに・・・でも、もう止められない

涼｢ンっ・・・く・・・ぅん・・・っ｣

裕｢・・・涼介・・・すごくいやらしい・・・｣

涼｢やぁ・・・そんな・・・こと・・・言わな・・・いでぇ・・・ぁっ｣
僕を見下ろす裕翔君の視線が熱い・・・

涼｢・・・ひ・・・っ！｣
さっき抜かれた後ろにまた裕翔が指を入れてくる

涼｢ひぁッ・・・ダメぇ・・・でちゃ・・・っ！　ああぁ・・・ッ！｣
その瞬間、僕は自分の手で達してしまった・・・

涼｢・・・っ・・・はぁ・・・っ｣

裕｢・・・たくさんでたね　そんなに気持ちよかった？｣
裕翔君は僕の下腹部に散った白濁の液を指でなぞりだした

涼｢・・・ン・・・っ・・・！　あ・・・ッ｣
そしてその液で濡れた指をまた後ろに入れてきた

涼｢や・・・ぁっ！　待っ・・・ン｣

裕｢・・・待てない・・・｣
徐々に増やされる指にまた身体が熱くなって・・・

裕｢・・・涼介・・・っ｣

涼｢ンっ！　あ・・・ああぁッ！｣
裕翔君の熱い塊が僕の中に入ってきて・・・

涼「ふぁ・・・っ！　ゆう・・・と・・・ンっ・・・！？」
腸壁を擦られながら、また固くなっていた僕を裕翔君に握られる

裕「・・・今度は俺がしてあげる・・・」

涼「あぁ・・・ッ！　はぁっ・・・だ・・・めぇっ！」
握った手に激しくしごかれる

涼「ひぁ・・・っ！　そ・・・んなにしたら・・・もぉ・・・ッ！」
強い快感が身体を襲い、がくがくと震える

涼「ンっ！　ああぁ・・・ッ！」
裕翔君に追い詰められ、僕はまた達してしまった

裕「・・・ッ・・・涼介っ・・・イクよ・・・くッ！」

涼「・・・ぅ・・・ンっ・・・」
奥に弾き出される裕翔の熱い淫欲を感じて・・・

＊＊
涼「・・・今日の裕翔君、ちょっといじわるだった・・・」

裕「でも涼介、感じてただろ？」

涼「・・・ぅ・・・っ・・・」

裕「涼介がいじめたくなるほど可愛いんだ」
もぉ、裕翔君ってば・・・　この先も僕はきっとかなわないんだろうな

裕「たまには涼介からキスしてよ・・・」
休日の時間を何ともなく過ごしていた２人だったが、裕翔の一言で甘過ぎる
休日へと変わっていった

涼「・・・///　なっ、何を言ってるの？」

裕「だからキス・・・」
慌てる涼介に対し裕翔は詰め寄り微笑んだまま、瞳から視線を外さない

涼「そっ、///　そんな事しなくても・・・」
なんとか御座なりにして話を反らそうとするとするが、無意味に等しい　
場数は踏んでいても中々慣れない涼介は顔を真っ赤にし、視線を反らしてし
まった

裕「今更恥ずかしがる事無いだろ・・・これ
以上っていうかｓｅ『わああぁぁ！！///』」
これ以上言うなという様に裕翔の言葉を自らの声で掻き消した

涼「分かった・・・」
流石の涼介も攻めあるのみの・・・の攻撃に折れ、裕翔の肩に手を置く

涼「目、閉じて・・・」
その言葉の後にお互いの距離が縮まり、重なった　本当に触れる位のキス
だったが裕翔が涼介の方を見た時には目を泳がせ、真っ赤になりながらうつ
向いていた

裕「・・・足りなすぎ」
発せられた言葉を理解するより先に、気づいた時には唇が塞がれていた
さっき涼介からしたキスとは比べものにならない位の深い口付け・・・唇を
何度も吸われ、腰には手が掛かり抱き寄せられる　部屋には甘い吐息と激しく
唇の触れ合う音が響く　ようやく離された時には肩で息をする程、涼介の
呼吸は上がっていた

涼｢はぁ・・・たっ、足り過ぎっ・・・！///｣
今精一杯の声で抗議を挙げ、涙目な顔を赤らめて訴える涼介だが、その表情が
裕翔の理性を脆くも崩れさせる

裕｢涼介、そういう顔すると押し倒すよ・・・｣
言ってはみたものの、言葉よりも先に近くにあったソファに優しく押し倒した

涼｢言ってる事と行動が合ってない・・・っ｣
止めようとはしてはみたが、聞きいれてもらう前に首筋へと唇を落とされる

裕｢じゃぁ、続きはベッドで・・・｣
体が持ち上げられたと思えば既に抱きかかえられていた

涼｢・・・でもまだ昼過ぎだよっ///｣

裕｢そんなの関係無いし｣
・・・まだまだ始まったばかりです

涼｢ゆうッ・・・ン、そこやめっ・・・くすぐったいってぇ///｣

裕｢少し我慢してて・・・｣
標準時刻はまだ昼過ぎ・・・コンサートの為ホテルに宿泊しており与えられた
涼介の部屋からは艶やかな声と冷静な声が交じっていた　・・・そこへ偶々
食堂へと向かう薮の耳へと、それが微かに届いた

薮｢・・・今昼だよな｣
２人の関係は知っているとはいえ、何と無く気になって扉へ耳を傍立てる

涼｢もっ・・・いいよぉ裕翔クン〜・・・限界///｣

裕｢こんなになるまで放っておいた涼介が悪いんだって｣

涼｢もうちょっと上ぇ〜っそこくすぐったいって言って・・・っん｣

裕｢そんなに注文つけるなよ・・・｣

涼｢いいでしょ特別にさせてやってるんだからっ・・・いたっ！｣

裕｢あっ、悪い｣
中で行われているであろう行為に何となく苛立つ・・・自分の事は棚に上げて

涼｢あぅ・・・裕翔君上手いから・・・気持ちぃ〜　眠くなってきたぁ
・・・ぅへっ！」

裕「寝ないって約束したろ・・・寝たら更に痛くするけど？」

涼「あぁそれだけは勘弁してよぉ〜　体が持たない・・・」
『・・・痛い』　『更に痛くする』　などの言葉に薮の内心がメラメラして
きた　“・・・もぉ我慢できない！”かの如く、２人にはお構い無しに扉の
ドアノブに手を触れる

薮「ちょっと２人共っ！　今がどんな時か分かってるのか！？」
『・・・』

薮「・・・って、あれ？」
思っていたものとは違う光景に声が裏返る・・・

涼「『あれ？』ってどうかしたの薮君？」
視界に入ったのは肌色一色の光景ではなく、裕翔が涼介の肩に手を添えて
いる姿　突然割って入ってきた薮に裕翔と涼介は首を傾げながら問い掛けた

涼「最近レッスン続きで体痛くて・・・裕翔君にマッサージしてもらって
るの」
とろんとした表情で唖然として扉周辺に立っている薮に涼介が言葉をかけた

薮「・・・あっ、なんだ俺てっきり」

裕「てっきりって・・・何考えてたの？」
２人の会話のやりとりを聞きながら後ろで笑いを堪えてる裕翔

涼「裕翔君・・・薮君の言ってる意味が分からない・・・」

裕「今言ったら涼介、慌てるし照れるから後で教えるよ」

涼「なんでよ、気になるっ！」
気になる〜を連発して、服の袖を軽く引っ張る・・・が、肝心の薮の姿は既に
なかった

涼「変なのっ・・・で、何してると思ってたの裕翔君」

裕「・・・俺と涼介が『　　』してると思っていたんだよ」
一応耳元で小さく言ってはみたものの、その直後涼介は先刻裕翔が予想した
通りのままだった

薮『人間、誰にでも間違えはある』
・・・そう呟いている薮を目撃したメンバーは多かった・・・らしい

高「裕翔って好きな人いるみたいだよ？」
そう耳に入った言葉が涼介を悩ませた

涼「・・・高木君、それって確かな話？」

高「えっ、うん　裕翔が自分で言ってたから」
明らかに動揺を隠し切れない・・・といった表情で高木へと詰め寄る

涼「・・・でっ、その相手の名前とか言ったりした？」

高「それは言ってなかったけど身近な人なんだってさ・・・」
それを聞くと涼介はすぐさま思考を整理する

涼「『・・・身近な人って・・・』メンバーの中だと・・・」
自分と裕翔君以外は恋人がいる・・・一体誰？　指を折りつつ考えはするも
のの行き着く答えには辿り着けずに、頭の中は二十日鼠の状態　涼介は軽く
ため息を尽く

涼「・・・裕翔君が幸せになれるんなら僕は・・・背中、押してやるか」
指折りしていた手をギュッと握りながら再びため息・・・凄く複雑な気持ち
・・・激しく胸が痛い・・・

涼「裕翔君・・・ちょっと良い？」

裕「？・・・どうした涼介」
そう言うと作り笑顔の俯いた涼介の頭をポンッと優しく触れる

涼「・・・こういう事は・・・恋人とか好きな人にする事だよ・・・
裕翔君、好きな人いるんだよね？」
・・・目頭がどうしようもなく熱い・・・

涼「中々その人に言えないみたいだから・・・そりゃフラれたら辛いだろう
けど・・・ただ・・・」

裕「・・・ただ？」

涼「素直に好きって言うだけで・・・っ何かが変わるかもしれないでしょ？」

裕「でも・・・涼介が泣く事はないでしょ？」
耐えきれず涙で濡らす涼介の頬をそっと拭ってやる

涼「だって・・・僕が裕翔君の事をいくら好きでも・・・届かないんで
しょっ？」

裕「・・・涼介っ」
とめどなく涙を流す涼介を抱き締める　離して・・・と言わんばかりに押し
離そうとするが力では敵わない

涼「だからっ・・・やめ・・・///」

裕「好きな人にやるんだろ？　こういう事は・・・」

涼「・・・っえ？」
言われた言葉の意味を瞬時に理解できず間抜けた声を上げる　・・・今何て？

裕「涼介には肝心なところををいつも持って行かれるな」

涼「それって・・・僕の事・・・んっ///」
気付けば唇には柔らかい感触・・・お互い、熱を帯びていて熱かった

裕「それは言わせろよ・・・」
少し頬を赤に染めながら裕翔が涼介の耳元で囁いた　・・・『　　』　涼介の
切ない涙は止まり、今は気持ちが伝わった・・・という喜ぶ涙に
・・・そういえば・・・　裕翔と一緒に話をしていて気付く・・・

涼「よく考えると僕以外は皆恋人いるんだよな・・・なんか泣いて損した
かも」
隣に座る裕翔の肩に体をもたれかけるが、そんな事ない・・・と涼介の髪を
撫でる

裕「絶対離さないから・・・///」

涼「お手柔らかにね」

あげ

ＢＬなぃゎ—…