📖 創作･携帯小説

初めまして
結衣<<yui>>です
初めて、掲示板で小説を
書かせていただきます
本当に初めてのことばかりで…
不慣れな部分もあると思います
更新、不定期で誤字もあるかもしれません

読んでくれたら、幸いです

コメまでしてくれたら…
自分、めっちゃ感動しますﾜ-

「ねーね。聞いて、未希」
「何？」

昼休み。
いつもと変わらない、見慣れた教室で裕子が爆弾発言。

「あたし、年下彼氏できちゃった」

…きっと今、あたしはとんでもない顔をしているだろう。

「…裕子、それって嫌がらせで言ってんの？」
「違うもん。まーじーで！できちゃったの」
「……」

何を隠そう、あたしは年下が大嫌い。
裕子は、それを知ってるくせに…。

♪〜

「あ、未希。携帯鳴ってるよ」
「ほんとだ」

サブディスプレイには、【蓮】と記されていた。

「蓮からメールだっ」
「ほー。大好きな年上彼氏からですかぁ」
「うん」
「うんって…。確か、24歳だよね？」
「そーそ。こういう大人が好きなの」

蓮は、大企業の会社に勤めている。

大人な彼氏だったら、気を遣わなくてすむ。
それになにより、自分が大人な気分だし。

【今日の放課後、暇？
　空いてたら、デートしようよ】

蓮からのメールには、そう書かれていた。

デートかぁ。
久しぶりだな。

「未希、なんだって？」
「あんね、放課後デートしよだって！」
「うかれすぎ」
「裕子が聞いたんじゃん。裕子も年下彼氏とデートでもすれば？」
「そーするよ」

okの返事を送った後に、蓮から

【んじゃ、校門の前で待ってるね】

との返信。
最近、蓮の方が忙しくて全然会えなかった。
だから、楽しみ倍増♪

なんて考えながら２年Ａ組の自教室前で1人の男子にぶつかってしまった。

「あ、すいません」

目の前の彼の胸には、校則どうりの名札。
…1年……、Ａ組？

「あ、大丈夫っすか？」
「だ…だいじょーぶっ」

まさかの年下だし…。
２年生の教室前で、何うろついてんのよ。

「あのー…もしかして、２年Ａ組の白河未希さんですか？」
「そーだけど…」

え？え？何か用？

「俺と付き合ってください！」

…ｼ—ﾝ…

さっきまでうるさいほど騒いでいた男子も、
雑誌を広げてｷｬﾋﾟｷｬﾋﾟしてた女子も、

彼の一言で静まり返ってしまった。

…高校の休み時間に、こんなことってあるのだろうか。

「あの…、あたし」

そう言いかけたときだった。

彼の長い腕があたしの背に、
彼の大きな胸板があたしの目の前に…

本当に、ｷﾞｭｯっという効果音が聞こえそうなほど…、
彼に強く抱きしめられていた。

なぜ？！うそっ！なんでっ？！！

「ちょっ…何して…」


「もう一回、言います。…好きなんです、未希さん」

続きたのしみです(´･_･`)

茉莉菜様

ありがとうございます
めっちゃ嬉しいです…
こんな、駄文にたのしみなんて…
ちょくちょく読んでくださると嬉しいです

…何故に、こんなことに…？

「あ、…あのー…」
「俺じゃ、ダメですか？」

いやいやいや、そーじゃなくて。

つっこみたいところはたくさんあるけど。
何であたしなの？
何であんたなの？
何で高校の昼休み？
何で廊下のド真ん中？！

「あたし…彼氏いるから」
「え？」

何か、胸が苦しい。
告白断るのって、こんなに体力使うんだ…。

ってか、キツく抱きしめすぎだから！

みんな口あんぐり開けて見てるし。
野次馬の中に裕子もいた。

「ちょっ…離してくれる？」
「…俺、諦めませんから！！」
「はぁ？」

彼は、一言言うとその場を後にした。

…そういえば、名前聞いてないな。
年下って本当勝手…。これだから嫌なのよ。

「ちょーっと、未希！あんた年下嫌いって言っておきながら…」
「違うから。ってかまじありえないよ、あんなの」

裕子も絡んできすぎだよ。
…本当、ありえない。

「えーでもさ。断っちゃうのもったいなくない？」
「は、何で？」
「だってさーぁ、あのコ加賀見亮くんでしょ」
「…誰？知らん」

そう言うと、裕子は「やれやれ」とため息をつきながら、
加賀見亮のことを教えてくれた。

加賀見亮。
１年Ａ組５番。
明るい性格、人懐っこくて優しい。
年上のお姉さま方に好かれる。
高校に入ってきてから告られた人数１４人。
「好きな人がいるから」の一点張りで、
全員断った。

「…すごい人なんだね…」
「そーだよっ！加賀見くんの好きな人って未希だったんかー」
「いやいや…」

「あ、未希。彼氏さん来てますよぉー。車でお出迎えか」

放課後。
教室の窓から校門を覗く裕子。

「はいはい。じゃあね、裕子」
「バイバイ、報告よろしくねー」

教室を1人で出る。
…と、そこには……

「未希さん♪待ってました」
「げ」

加賀見亮！

「げって…。メアド交換しません？」
「え、何でっ…」

言いかけると、加賀見亮はあたしの携帯を胸ポケットから器用に取り出す。
何で、そこに入れてること知ってんの？！

「ハイ完了♪」
「なぁーに勝手にやってんのよ！」
「え？だって、お近づきになりたいもん」

屈託のない微笑み。
…本当、こういうの…

まじムカつく！

「バカッ！」
「怒っても可愛いですね♪」
「うるさいっ！あたしはこれからデートなの！あんたに構ってる暇なんてっ…」

…それは、あまりに突然で。

あたしの言葉は、途中で閉ざされてしまった。
それは、紛れもなく加賀見亮の唇で。

「未希さん、好きです」

唇を離すと、ふいに加賀見亮が口を開く。

何で、あんたはそうやって……—


「……最っ低！」



——…年下なんて、本当最低。

やばい\(//∇//)\

年した彼氏最高♪(´ε｀ )
ファンになりました♡
頑張ってください♪( ´▽｀)

茉莉菜様

ファンですかっ？！
本当嬉しいです…
ありがとうございます
これからも、全力疾走したいと思います

「おー、未希。遅かったなぁ」
「ごめん、ちょっと色々あって…行こう？蓮」

あたしは、加賀見亮を突き放して、走って校門まで来た。

「俺ん家くる？」
「行く行くー♪」

蓮は、何も知らないんだし、怒ってるの見せても仕方ないよね。


「わーっ！綺麗なマンションだね」
「だよな、築３年だから。めっちゃ綺麗だよ」

蓮が住んでいるマンションは、洋風な造りになっていて。
白と黒で家具が揃えられている。
…やっぱ、大人っていいなぁ。

蓮は自分のことも、相手のことも客観的に見られる人。
加賀見亮とは全然違う。

「何飲む？」
「ココアがいいなぁ。ある？」
「悪ぃ。コーヒーしかないわ」

…じゃあ、聞かなきゃいいのに。

コーヒー苦手って、初めて会ったときに話したのに。
…覚えてないのかなぁ。

「あ、そーなんだ。ならコーヒーでいいよ」
「ごめんごめん。でもさ、未希ってコーヒー好きなんだよね」
「ぇ…」
「高校生でコーヒー好きって、ませてんねー」

…正気で言ってるの？
あたし、何回も言ってたのに。
“コーヒーは苦いから好きじゃない”って…。

「そー…かなぁ…？」
「そーだろ。大人だな、未希は」
「…うん」

何だか、胸がざわつく。
悪い予感…。

すると、ふいに携帯がなった。

♪〜

「あ、裕子からだ」

そう言って、携帯に手をのばす。
すると、それを遮るかのように蓮はあたしの腕を強引に掴む。

「ダメ」
「え…、何？」
「…男の家にのこのこ来るからこういうことになんだよ」

蓮の表情が一変した。
大人な顔でも、仕事の顔でもない…。

……—男の本性…？

「ぃやっ…！やだぁっ！！」
「騒ぐんじゃねぇ。ガキのくせに」

嘘っ…！
襲われるよっ…——

やばい♪(´ε｀ )

ファンですよ♪( ´▽｀)
がんばってください(｡-_-｡)
襲われないでΣ（ﾟдﾟlll）

茉莉菜様

がんばります!!
わざわざ感想さんくすです☆

めっちゃ励みになります

「…最初っから…っ身体目的……だったの…？」

泣きながら、必死に訴える。

…そうだ。
あたし達が出逢ったのは、あたしが高１のとき。

『ねー、君。可愛いね』

ナンパか。
そう思ったけど、何の濁りもない笑顔がとてつもなく眩しかった。

—それから、毎日メールや電話をしたね。
あたしの相談にも、親身になって聞いてくれた。
仕事が忙しくても、会いに来てくれた。

……蓮の…、蓮との“今まで”が嘘だったって思いたくないよ…。

「当ったりー♪」
「…最っ低…」
「お前みてぇなガキ、本気にするわけねぇだろ？なぁ」

蓮が、面白がるように、鼻で笑う。

…本当は、心のどこかで思ってた。
蓮には、他に何人か女がいる。
さっき、コーヒーの話をしたとき、テーブルの下に女物のストラップが落ちていた。
あたしのでも、
蓮のでもない。

…きっと、他の女の人の物。

「蓮…あたし、蓮といて幸せだった…」
「あっそ」
「…あたしが好きだった蓮は、本当の蓮じゃないんだね…」

聞こえないように、ボソッと言った言葉。

自分で言った言葉に、１人傷つき、涙が零れた。

つづきはやくみたい

おぉ(^o^)
新作( ´ ▽ ` )ﾉ♥

わぁー(-｡-;ハラハラ
あの年下くんきになります(｡-_-｡)

匿名さん様

ありがとうございます
亀更新ですのでね、気長に待っていてください(´Ａ｀...



茉莉菜様

年下・亮くんは、ここでは出てきそうにないですねぇ。
自分的には、早く亮くんを登場させたい一心でございます

笑( ´ ▽ ` )ﾉ
ですよね♪(´ε｀ )
頑張ってください（´-`）.｡oO（

♪〜

再び、テーブルの上の携帯が鳴る。

「友達からなのっ…出さ……せてよ…っ」
「だーめ♪何呼ぶかわかんねぇしな」

裕子は、きっと不審に思うだろう。

「っ…あぁ…！やだぁっ」

慣れた手つきで、身体中をまさぐってくる。
まるで、あたしの弱いところを知っているかのように。

「やめてよっ……れん…」
「大声出しても、誰も来ねぇよ」

本当に…あたしは、この人のことが好きだったんだろうか。
頭が真っ白になって、まともなことが考えられない。

…あたし、どうなっちゃうんだろう……

ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ…

諦めかけたそのとき、不意にｲﾝﾀｰﾎﾝが鳴った。

「あぁ？っんだよ…」

めんどくさそうに、あたしと身体を離す。

「宅配便でーす」
「はいはい、今出るよ…っては？！」

何だろう、蓮が間抜けな声を出した。

「お前何なんだよっ！」
「俺？」

…聞いたことのある声。
“好きです”
その一言が、頭に浮かぶ。

「…加賀見…、亮……？」

いるはずないのに、
何故か、名前を呼んでしまう。

「加賀見亮…なの？」
「お待たせ、未希さん♪」

安心したのか、ホッとして涙が溢れてきた。

——…来てくれたのが、加賀見亮でよかった…

「何なんだ、お前ら！うっせぇんだよっ」

蓮が怒鳴るように叫ぶ。
すると、加賀見亮が一言。


「お前の方がうっせぇよ！！」


その声と共に、高級マンションに、鈍い音が響き渡った。

やばいですね

すごくいいです

続きたのしみです

やっときた( *｀ω´)

かっこいい(^o^)

なぜこれたしｗ

みお様

初コメさんくすです
ありがとうございます


茉莉菜様

常連さんですね、すっかり
更新できーん


匿名さん様

？？

そりゃ
ファンですからo(^▽^)o
ゆっくりがんばってください(｡-_-｡)

更新してよ
続ききになるんだけどお

更新希望！