横浜市立横浜商業高等学校（神奈川）。
７９年選手権、ジャンボ宮城（弘明、のちヤクルトなど）、西尾善政（のち巨人）らを
擁して「４６年ぶり」出場を成し遂げたときには大きな歓声が沸いた。
甲子園でも八幡大付（福岡）、豊浦（山口）、大分商（大分）を破り
４強進出。最後は春夏連覇を成し遂げた箕島（和歌山）に敗れた。
エース宮城は球威と制球に苦しみながらも要所はよく抑えた。
予選では１回戦でいきなり東海大相模を破った。
準決勝は第１シードで和製ステンゲル・香椎瑞穂監督が率いて評判のエース和田護（法政大-日産自動車）がいた日大藤沢、決勝では２年生エース
愛甲猛（のちロッテ-中日）、曽利田勝二（のち日本ハム）、片平保彦（のち横浜大洋-横浜ベイスカウト）らを擁した横浜高を倒して甲子園切符を手中。
全国でも岡崎郁（のち巨人）がいたしぶとさが売りの大分商打線を抑え、石井毅（のち西武）-島田宗彦（のち阪神）の
バッテリーや上野敬三（のち巨人）を擁して春夏連覇を達成したあの箕島（和歌山）を敗れたとはいえ３点に抑えた。
下半身を使わず上半身だけに頼ったフォームでマスコミからもいろいろ言われていて不安定なイメージがあった。
私もドラ３指名というのは意外に思ったが、この戦績を見ているとなんだかんだ言って好投手だったのだなぁと思う。
しかも、当時まだ２年生。３年時の甲子園は叶わなかった。
それでも近藤章仁（のち近鉄・現オリックス）、善波達也（明治大学-東京ガス-明大元監督-
ユニバーシアード競技大会全日本代表監督）らを擁した桐蔭学園を敗れはしたが２点に抑えている。
[匿名さん]
女子野球で思い出したが、７８年準々決勝で高知商-報徳学園（兵庫）のカードがあった。
報徳学園の頭脳派左腕・手嶋の思わぬ不調により高知商が圧勝した。
力の差はなく、むしろ総合力では報徳のほうが上のように思ったが・・
当時の高知商１年生の中に上田修身（現・同校監督）や中西清起（元・阪神）がいた。
この２年後にこの代が主力となりセンバツ優勝を果たすことになる。
松田昇監督（故人）が率いる明徳義塾が出てくる前までは高知高、
土佐、そしてこの高知商が高知球界をりードしていましたよね。
[匿名さん]
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