本/長﨑ペア、大学生ペアに辛勝
張本智和/長﨑美柚
写真:2020全日本の張本智和(写真右)と長﨑美柚(写真左)/撮影:ラリーズ編集部
初戦となった前日の2回戦をストレート勝利で飾った張本/長﨑ペア。この日の対戦相手は、関西学生リーグ1部校のレギュラー同士のダブルス。2回戦をフルゲームで制して勢いに乗っているペアということもあり、試合序盤からリードを奪われ、1ゲーム目を落としてしまう。
張本/長﨑ペアは、世界ランキング5位と世界ジュニアチャンピオンのダブルス。2ゲーム目以降は、落ち着いた試合運びを見せて、2ゲームを連取、4ゲーム目も5-2とリードし、このまま勝利を得るかと思われた。
ここで大西/小脇ペアがタイムアウト。その後大西/小脇ペアが得点を重ね、8-11で張本/長﨑ペアは第4ゲームを落とした。
勝負の第5ゲーム。お互い一歩も譲らない展開になり、大西/小脇ペアが5点を先取してチェンジコート。しかし、その後は大西/小脇ペアにミスが出始め、最後は11-6で張本/長﨑ペアが勝利。苦戦したものの4回戦へと駒を進めた。
試合後、対戦相手の大西/小脇ペアに話を聞くと、大西は「相手があまり調子が良くなくて、僕たちは悪くなかった。しかし、最後でミスが出たのは(相手との)差かな、と。相手は世界で活躍しているので、ストップやツッツキでなくレシーブからしっかり攻めていこう、と作戦は立てていた」とコメント。攻める姿勢を保ち続けたことで、接戦に持ち込めたことを語った。