スキージャンプ女子W杯に意気込み 選手が会見
朝日新聞
2020年1月11日 3時00分
会見で意気込みを見せる(左から)キアラ・ヘルツル、マーレン・ルンビ、高梨沙羅、伊藤有希の4選手=札幌市中央区
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スキージャンプ女子ワールドカップ(W杯)札幌大会(11、12日、札幌・大倉山ジャンプ競技場)を前に、高梨沙羅選手(クラレ)ら上位選手が10日、札幌市内で記者会見を開き、意気込みを語った。
今季の女子W杯は、これまでの3戦で、平昌五輪優勝のマーレン・ルンビ選手(ノルウェー)が総合1位、急成長のキアラ・ヘルツル選手(オーストリア)が2位と好調。日本勢は高梨選手が6位、伊藤有希選手(土屋ホーム)が7位につけ、さらに上位を狙う。
高梨選手は年末年始、アプローチの姿勢の改善を図ってきた。「W杯3戦を終え、世界のレベルの高さを痛感している。今の状況を受け止めて、自分のジャンプをつくっていきたい」という。伊藤選手は「レジェンドの(葛西紀明)監督と下川、名寄の台で飛び、地元の空気を吸ってパワーを蓄えてきた。表彰台に上がり、顔を見てもらえるように頑張る」と話した。
女子W杯は11日は午後4時半から、12日は午前10時から、競技が開始される。(岡田和彦)