🐯 阪神タイガース総合

今季が契約最終年の矢野燿大監督（52）は16日、藤原崇起オーナー兼社長（69）から来季の続投を要請された。

３位、２位と来て、今年はこれだけ長く１位をキープした手腕を評価されたわけだが、シーズンも終盤に入り、16年ぶりの優勝が見えている大事な時期に、監督の去就問題があれこれ取り沙汰されたらチームにとってマイナスと、雑音封じのためにフロントが先手を打ったと見る向きもある。
オーナーが言っているのだから、続投がひっくり返ることはないだろう。
ただし、前年、新たに複数年契約を結び、続投が決まっていた金本前監督が電撃解任されたのは記憶に新しい。

残る巨人戦６試合はすべて敵地の東京ドーム。
24日からの３連戦での３連敗や、天王山となりそうな最後の３連戦（10月12～14日）も完敗し優勝を逃すようなことになれば、ファンもメディアも黙ってはいない。

巨人にボロ負けした19日、大量７失点で試合が決まった二回の１死二、三塁の前進守備を、複数のスポーツ紙がやり玉に挙げた。
「近年の阪神は拙守が目立つが、矢野監督の迷采配も少なくない。名参謀の島野ヘッドを横に置いた星野や戦略好きな岡田に比べると、先を読む能力に劣る」（阪神OB）

首位を走ってきたチームが巨人に負けて優勝を逃すということは重大なこと。
フロントが考えたくない最悪のシナリオが現実になりそうだ。