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故・ジャニー喜多川氏の性加害問題を認めたジャニーズ事務所が10月2日、新体制についての会見を都内にて実施。井ノ原快彦が元V6の岡田准一のジャニーズ事務所退所について言及した。

◆井ノ原快彦、岡田准一の退所報道に言及

岡田の退所について触れられると井ノ原は「そこはしっかり後々発表があると思います」とコメント。続けて東山紀之社長も「自分たちの声で伝えたいという思いが強いと思うんですね。それをファンの皆さまたちには待っていただきたいなと思います」と伝えた。

さらに井ノ原は「岡田准一に関しては連絡取っています。こんな言い方は、あれなんですけど何も変わらないので我々の関係性は。会社を出る出ない、関係性は何も変わらないって話していて。エージェント契約していくということはそういう自由度があると僕も感じている」と回答。記者からの「退所はしないんですか？」という問いかけに関しては「これからしっかり発表してくるので本人から発表させてください」と笑みを浮かべて伝えた。

この日東山が社長、井ノ原が副社長を務める新会社「SMILE-UP.」について「希望するタレント個人やグループが設立する会社と個別に契約を結ぶエージェント会社」だと説明。「この制度においては、全てを会社に委ねたり縛られたりすることなく、タレント自らがその活動の方向性に応じて、自分自身で活躍の場を求めていくことになります。新会社は、彼らとエージェント契約を締結し、これまでに培ってきたプロデュース機能やマネージメント機能を活用して、お互いの知恵を出し合いながら、そのタレント活動を最大限サポートしていきたい」「若手タレントなどはエージェント契約形式ではなく、新会社に所属することもできる」と仕組みを説明した。

◆ジャニーズ性加害問題

ジャニーズ事務所は9月7日の会見で、初めてジャニー喜多川氏の性加害があったことを認め謝罪し、藤島ジュリー景子氏の引責辞任、東山紀之の新社長就任を発表。その際には、ジャニーズ事務所の社名を存続することも伝えていた。

その後、9月19日に取締役会を開催したことを報告。「藤島が保有する株式の取り扱い、被害補償の具体的方策、社名変更、所属タレント及び社員の将来など、今後の会社運営に関わる大きな方向性についてあらゆる角度から議論を行い、向かうべき方針を確認いたしました」と説明し、本会見ではその進捗内容を具体的に報告するとしていた。（modelpress編集部）