HKT48・指原莉乃(22)のフトコロ事情が話題になっている。
アイドルとしてはゲスい話題だが、その発端をつくったのは何を隠そう指原本人だ。
今月17日、指原は自身のTwitterで「たかみなが小銭くれた!」とツイートし、AKB総監督の高橋みなみ(23)からお小遣いをもらったことを明かした。これにファンから「さっしー(指原)のが稼いでるでしょ?」との疑問が寄せられたが、指原は「基本年功序列」と返答。
続けて「たかみなよりもらってるとか嬉しそうに書いてる人いるけど、そんなわけないでしょ!!笑 大先輩よ」と、高橋の方が稼ぎが多いことを明言した。
だが、それでも「露出が多い指原の方が稼いでいるのでは?」という疑問は消えない。
指原は単独でトヨタ自動車やワンカップ大関、ソフトバンクモバイルなど一流企業のCMに出演しており、テレビ番組のレギュラー数も高橋より多いためだ。
「指原が『基本年功序列』と書いたのは、AKBグループから支払われる給料のことでしょう。高橋は1期生メンバー、指原は5期生ですから、その給与に関しては先輩の方が高いはずです。また、指原の『HKT48劇場支配人』という肩書きと、高橋の『AKBグループ総監督』という肩書きを比べても高橋の方が格上ですからね。ただ、単独での仕事を入れれば話は別。AKBグループのメンバーは基本的に別々の芸能プロに所属しており、グループで出演した仕事はAKBの運営会社にギャラが一旦入り、経費を差し引いて各事務所に配分され、そこから再び経費を引いた額がメンバーに支払われる。"二重搾取"のような構造ですから、グループ仕事のギャラは大した額にはなりません。しかし、単独の仕事はAKB運営を介さずに事務所からギャラが支払われる。これは実入りが非常にいいですから、単独で稼いでいる指原の方が収入が多いのは明らかでしょうね」(芸能関係者)
指原は太田プロに所属し、高橋はプロダクション尾木の所属。
情報バラエティー『ワイドナショー』(フジテレビ系)で明かされたところによると、太田プロはタレントと事務所のギャラの取り分が「6対4(タレントが6、事務所が4)」だといい、業界内でも屈指の良心的なギャラ配分になっているという。
であれば、AKBグループからの給料は高橋が勝っていても、単独でCMやテレビ番組に出まくっている指原の方が総合的な収入は上と考えられそうだ。
「単独であってもAKBメンバーのテレビ出演ギャラは安く、CM出演が収入額の決め手になる。指原クラスの人気タレントで一流企業のCMとなれば、ギャラは1本1500〜2000万円ほど。指原の取り分は、単純計算で1本約1000万円。一流企業のCMを3本以上も抱えているというのだから、それだけで年収は3000万円以上。ほかの仕事も含めれば4000万円に手が届くでしょう。総監督の高橋はグループから優遇されているでしょうが、単独でのCM出演などはありませんから、指原に比べればエゲツない収入ではないはずです」(前同)
指原といえば先日、有吉弘行(40)のラジオ番組で「34カンパニー」なる個人事務所を設立したことを暴露されていた。
代表取締役は指原の母親だといい、事業目的はタレントの育成やマネジメントなどで芸能プロの体裁だとされている。
一部では「独立か?」と騒がれたが、前述のように業界屈指の良心的なギャラ配分を誇る事務所と指原の関係は良好であり、これは明らかに節税対策だろう。
ギャラを事業売上として計上し、収入分を役員報酬にすれば個人事業主として活動するよりも大幅に節税できるのだ。
こういった節税対策をしている芸能人は多々いるが、かなりの稼ぎがなければ普通はやらない。
ましてや、AKBメンバーがグループ在籍中に個人事務所をつくったというケースは聞いたことがない。
となると、指原はAKBの歴史の中でもトップクラスの収入を稼ぎ出しているということだろう。
ファンからTwitterで「さっしーはお給料のためにじゃなくて、夢のために働いていると信じてる」とコメントを送られた指原は「どっちもです」とネタ的に返しているが、これは本心なのかも...。
【日時】2014年11月22日(土) 12:00
【提供】メンズサイゾー