さすがのテレビ番組関係者も、今回は「無視」を決め込んでいるようだ。
ビッグダディこと林下清志氏が、7度目の結婚を宣言するも、かつて自分をもてはやしてくれたテレビ関係者の視線は冷たい。
『痛快!ビッグダディ』(テレビ朝日系)の元番組制作スタッフは「もう長い間、連絡していないですし、今後も予定はないです」とそっけない。
ビッグダディを起用したことがある他局のバラエティ番組プロデューサーも「う〜ん、引き(視聴者の注目)がある話とは思えないので、パスですね」とした。
ビッグダディは番組にも登場していた2人の妻のほか、2014年に結婚しながら1年もたたないうちに離婚しており、さらに公になっていない女性との結婚・離婚もあったことから、5人目7度目の結婚となるのだが、今回のエピソードは一般人には理解しがたい話。
本人がブログで明かしたところによると、居酒屋で出会った女性が結婚願望から婚姻届を持ち歩いていることを知り、「俺でよければ書きますよ」と、自分の名前をサイン、相手の女性に預けたという。
現在、その婚姻届がどうなったかもわからずじまいで、結婚回数の数に入っているのかどうか不明なまま。
その無責任な言動には批判が集まっているが、前出の元スタッフは「間違いなく話題作り」とバッサリ。
「番組放送中も、話題作りになるならと意図的に夫婦ゲンカをするような人で、周りからチヤホヤ注目されるのがやめられないんですよ。
何かあるとすぐに番組スタッフに連絡して、報告していましたからね。
番組終了後は徐々に相手されなくなって、ブログやTwitterで、必死に話題を振りまくようになったんでしょうけど……」(同)
昨年はホストクラブ転身でニュースにはなったが、それも注目を浴びたい欲求からだったのだろうか? 聞くところでは、『痛快!ビッグダディ』は全盛時で1回200万円の出演料が発生していたともいわれ、13年の12月末まで7年間で30回以上も番組があったことから、「途中から収入が番組頼みになって、本業化していた」と元スタッフ。
その後タレント活動に意欲を見せたところ、逆に人気を落とし、最近ではすっかり過去の人になりつつあった。
「正体不明の女性に婚姻届を渡した話をすれば、どこかが飛びついてくれると思ったんでしょうが、まず無理ですよ。
そもそも美奈子との離婚後、2014年4月に再婚した女性はやたらテレビに出たがるタイプの人で、ビッグダディがあちこち売り込んだのにさっぱり実らず、それが原因で離婚になったって話す人もいるぐらいですから。
もう私生活の切り売りは賞味期限切れでしょう」
その言動がいまだネットニュースに上がるところを見ると、有名人の枠から外れきってもいないのだが、今回の結婚騒動を記事にしたスポーツ紙の記者は、こんなことを言っていた。
「本人からコメントをもらったんですが、それがまったく面白くないんですよ。問題はそこでしょ」 型破りな結婚・離婚は面白くとも、タレントとして生き残るには、もっとトークスキルを磨く必要がありそうだ。
(文=ハイセーヤスダ/NEWSIDER Tokyo)
【日時】2016年05月13日(金) 11:00
【提供】日刊サイゾー