韓国で、整形外科専門医の”ふり”をして誤った方法で女性に豊胸手術を施し、両胸を壊死させた医師に実刑判決が下った。
6日、クァンジュ(光州)裁判所は、詐欺と業務上過失致傷容疑で起訴された医師A被告(41)と無免許医師B被告(70)に対し、それぞれ懲役10か月を言い渡した。
また、2人の犯行をほう助したとして、病院の運営者C被告(52)とD被告に懲役3か月と執行猶予2年、懲役4か月をそれぞれ言い渡した。
A被告とB被告は2018年11月10日、チョンナム(全南)にある病院で30代女性から900万ウォン(約90万円)を受け取って豊胸手術を担当し、両胸を壊死(全治6週)させた疑いで起訴された。
C被告とD被告は同年8月から11月まで、全南ナジュ(羅州)所在の建物で違法病院を開設して運営した。
整形外科の専門医ではない他分野の専門医であるA被告と資格のないB被告は、C被告とD被告らと共謀して該当病院で”専門医のふり”をして手術をおこなった。
被告らは、この手術に関連した専門知識がなく、手術前に必要な検査(超音波など)をおこなっていなかったことがわかった。
【日時】2021年12月06日(月) 11:33
【提供】WoW!Korea