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バンコクを訪れた台湾人女優が、検問で警察官に2万7000バーツを恐喝されたと主張する事件について、タイ警察が反論しています。台湾人女優を検問所で拘束したのは、タイで違法となっている電子タバコを所持していたためと発表しました。

台湾人女優は、タクシーで移動中の2023年1月4日未明に、中国大使館近くの検問所で止められ、警察官に合法的に所持していた到着ビザを認められず、逮捕を匂わされ、2万7000バーツを恐喝されたと主張しています。（参照  台湾人女優「タイ警察に恐喝された、二度とタイに行かない」）

台湾人女優の主張に対して、タイ警察が反論。台湾人女優が電子タバコを所持していたため、拘束したとのこと。タイの法律では電子タバコは輸入や所持などは禁じられており、違反すれば10年以下の禁錮、または50万バーツ以下の罰金が科されます。しかし、バンコクの街でもあちこちで電子タバコが販売されているのが実状です。

問題となった検問所を担当したホワイクワン署の署長は、調査を指示。1月3日から5日までの防犯カメラの映像を確認し、タクシーの運転手にも出頭してもらい、台湾人女優が宿泊していたホテルからも証言を得る予定です。

台湾人女優は12月29日にタイに入国し、1月5日に出国。警察は、今回の問題を投稿した台湾人女優のInstagramやタイの台北経済文化代表処を通じて、台湾人女優との連絡を試みていますが、これまでに回答はないとのことです。

■Huai Khwang Police Say Taiwanese Actor Might Have Been Held Up For Posession of E-Cigarettes｜NNT

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