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　韓国のKBSとは、日本のNHKのような立ち位置の放送局である。

　その放送局が、日本の領土竹島を日本の排他的経済水域(EEZ)内として報道した。新年早々ということもあり、やっと、独島などというファンタジーから目が覚めたようだ。あの島は、竹島という日本で、独島フィーバーしすぎちゃったな、反省といったところか。

　この地図が使われたのは、1月14日に、北朝鮮が初めて日本海上(ここは、東海、として譲らない)弾道ミサイルを発射したニュースだ。1時間後には訂正が入れられたが、1時間も気が付かない報道陣は、実は意図的に「日本の領土と認めている」というサジェスチョンではないのか。

　これにすぐさま気が付いた、大学教授が指摘した。しかし、この教授も普段は「日本の領土」と感じているのか、もっと遅い指摘をした。韓国国防省が発行した将兵精神教育資料には、竹島とも独島とも明記せずに「紛争地域」と穏便な記述をしているというのだ。1回手渡した資料の全回収は難しい。

　今のところ公にはこの教授以外の抗議の声は聞こえない。デモが大好きな韓国では、一つの番組・ニュースを取り上げて、あれは間違っているを繰り広げているのか。

　本来であれば、竹島と明確に書くべきである。しかし、独島と記入されないのならば、そう紛争地域であっても、韓国所有でないことは証明できる。

　国がかかわっている放送局が日本に寄った放送をしているのならば、変えなければならないのは、韓国人の頭の中の思い込み。