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イタリア・シチリア島のエトナ火山は、27日夜明け前（現地時間）、南東斜面の火口から突然溶岩流が噴出し、ふもとの町に迫るようすが確認された。

イタリア地球物理学火山国立研究所（INGV）カターニャ観測所によると、エトナ山は4月半ば頃から溶岩の流出が落ち着いたように見られたが、19日には地下のマグマの動きを示す火山性微動が急増し、爆発的噴火が発生した。

きょう深夜には、再びストロンボリ式噴火が起こり、現地研究員ボリス・ベンケさんは、南東斜面に開いた溶岩の流出口からは、オレンジ色に輝く溶岩流が、ふもとの町に向かって迫るような勢いで進むようすを撮影し、ツイッターに投稿した。