酔っ払った女性を集団性的暴行したタクシー運転手が懲役刑を言い渡された。
クァンジュ(光州)地裁は性暴力処罰法上の特殊準強姦容疑などで起訴されたタクシー運転手A氏(35)に懲役12年を宣告し、10年間にわたる電子足輪の着用を命じた。他のタクシー運転手B氏(38)とC氏(24)には懲役6年と4年を宣告した。
法曹界によると、C氏は昨年10月9日午前5時、光州ソ(西)区で泥酔した20代の女性を乗せた。
C氏は他の運転手とグループ通話をしながら「酔っ払った女性客がタクシーに乗った」と話した。これにB氏はこの女性を自身の車に乗せることを提案した。1時間後にB氏は女性を乗せてA氏が住む部屋に行き、A氏とともに性的暴行を加えた。
部屋を提供したA氏は、2019年5月からの1年間で酒に酔った女性3人に性的犯罪を犯したことが伝えられた。被害女性の体を自身の携帯電話で撮影したりした。
C氏に対して裁判所は「性犯罪を犯すことを知りながら泥酔した乗客を保護しないなど犯行を防げなかった」と指摘した。
裁判所は「乗客を保護しなければならないタクシー運転手らが職業を忘却したまま女性客を相手に性犯罪を犯し、非難される可能性が大きいことを勘案して刑量を決めた」と量刑の理由を説明した。
【日時】2021年04月24日(土) 20:22
【提供】WoW!Korea