台風16号 早めの台風対策を 関東や東海でも荒天のおそれ
9/28(火) 20:02配信
ウェザーニュース
大型で非常に強い台風16号は28日(火)18時現在、日本の南にあって時速10kmで北北西に進んでいます。
この後は北東に進路を変えて10月1日(金)頃に関東の南岸、伊豆諸島近海を通過する見込みです。本州に上陸する可能性は極めて低くなっていますが、強い勢力で接近するため、中心からは少し離れる関東や東海でも荒天に警戒が必要です。
大雨や暴風により生活や交通機関に大きな影響が出るおそれがあるので、最新の情報をこまめに確認して予め万全の対策が欠かせません。
▼台風16号 9月28日(火)18時
中心位置 日本の南
大きさ階級 大型
強さ階級 非常に強い
移動 北北西 10 km/h
中心気圧 935 hPa
最大風速 50 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 70 m/s
伊豆諸島は災害発生に最大限の警戒を
10月1日(金)予想天気図と雨の予想
台風16号は30日(木)にかけて再び発達し、猛烈な勢力になる予想です。その後勢力はやや衰弱するものの、10月1日(金)には非常に強い勢力で伊豆諸島にかなり接近するおそれがあります。暴風雨をもたらすおそれがあるため、伊豆諸島では災害の発生に最大限の警戒が必要です。
台風が本州に上陸する可能性は極めて低くなっています。ただ、大型の台風で強風域が広いため関東南部や、東北太平洋側を中心に雨風が強まり、荒れた天気になることが予想されます。台風の接近に伴って大雨による道路冠水や河川用水路の氾濫や土砂災害、暴風による停電のリスクが高まります。
鉄道や航空、道路など交通機関にも影響が出るおそれがあるので最新の情報をこまめに確認するようにしてください。