🍲 加古川市雑談

気になるんで、わしも待ってます。

義務教育中でも授業妨害する人を出席停止に出来るの？

>>2
記事の全文を紹介します。

（いじめられた生徒が登校出来るようになるまでお子さんは学校に入れません）
2008年熊本県山鹿市立山鹿中学校の校長だった堀田浩一郎校長は
いじめをした生徒の保護者にそう告げた。
いじめは集団で特定の生徒に暴力を振るうなど悪質で、
被害を受けた生徒は登校出来なくなった。いじめをした生徒達は、
授業中に廊下を歩くなど他の生徒のも威圧感を与えていた。
（いじめには毅然とした対応をする。いじめられた生徒らが
安心して授業を受けられないならいじめた生徒は登校させない）
との方針をPTAなどに示していた。いじめをした生徒は
態度を改める様子がなく市教委の了承を得て登校させない事にしたという。

教員たちは毎日交代で家庭訪問し本人らと接した。
いじめをした理由等を聞き、学習指導をした日は出席扱いにした。
だが、生徒が寂しくなって学校に来てしまう事も有り、
校長室に入れて一緒に給食を食べた。約一週間後いじめを受けた生徒が
登校するようになり、いじめをした生徒も（もういじめはしない）
と約束し登校を再開した。その後山鹿中では悪質ないじめは
把握されなくなった。ただ授業妨害などの問題行動を起こす生徒が
時々いた、その場合、問題を起こした生徒には、課外授業などの位置付けで
電気設備会社で10日ほど仕事体験をさせている。昨年参加した生徒は、
（社会の厳しさや礼儀を学べた。高校に進学し、
将来は経営者になりたいと思うようになった）と話す。

堀田校長は、教員が生徒と過ごす時間を長くする為の改革にも取り組んだ。
授業がある日の会議や研修を減らし、不登校の生徒宅の訪問や
授業時間外の朝などに教室で生徒と接する時間を増やしたところ
いじめや不登校は少なくなった。堀田さんが、教育長になった13年からは、
市内の全小・中学校で運営の改革などを進めた
堀田さんは、いじめ加害者への出席停止などの措置について、
全面的に賛成している訳ではない（教師に本人の気持ちや
態度を改めさせたい熱い気持ちがないなら、やるべきではない）
（生徒や保護者との時間を充分に持ち、手間をかけて関係を築く必要がある）
と強調している
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　読売新聞　　　　2016年2月4日

>>3
読売新聞に載ってたんだ。教えてくれてありがとう。
山鹿中の校長先生が相手の親に登校させないように説得したってことだよね。
凄いなぁ…。

初めて知りました。びっくりしました。素晴らしい校長ですね。これこそ教育者ですよ。

良い記事ありがとうございました。