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風俗営業の許可を受けずにボーイズバーで未成年に客の接待をさせた疑いで、33歳の経営者の男が9日逮捕されました。警察はいわゆる「トクリュウ」との関与も視野に調べています。
風営法違反と労働基準法違反の疑いで逮捕されたのは、富山市鶴ヶ丘町の飲食店経営・佐藤友一容疑者(33)です。
佐藤容疑者は、今年2月8日から6月29日ごろまでの間、富山市桜木町の飲食店「OWL(オウル)」で、県公安委員会からの風俗営業の許可を受けずに従業員に客の接待をさせた疑いがもたれています。
また、6月29日深夜、18歳未満の少年を従業員として雇用し、客の談笑の相手をさせるなどの接待をさせた疑いももたれています。
警察によりますと店は2月ごろに開店し、午前0時から午前6時まで営業。少年を含む男性3人と女性1人が勤めていましたが現在は営業していないということです。
調べに対し、佐藤容疑者は「18歳未満と知りながら深夜に接待させていた」などと話し容疑を認めているということです。
警察は、暴力団や匿名・流動型犯罪グループ、いわゆる「トクリュウ」が関与している可能性も視野に入れて捜査を進めています。