>>731
フランスの話は、新生児への全例接種を廃止したという話です。(日本人では新生児への定期接種が2016年10月から始まりました。)
フランスでは接種した新生児にその後多発性硬化症(MS)と呼ばれる神経系の難病を発症した例があり、関連が疑われたため、新生児への全例接種をやめたのです。
当然その後関連が集中して研究され、現在では関連がないという結論になっているにもかかわらず、現在のフランスでの新生児接種率は30%まで下がっており、慢性のウイルス感染者(キャリア)が全人口の0.68%いることを考慮すると、感染者をゼロに持っていくのは困難な状況になってしまっています。
さらに、医療関係者も新生児へではなく、成長後にワクチン接種をしたら良いと考える人々が多数派になっているのが現状です。
後から重篤な〜はフランスの話は新生児への接種で問題があるかもしれないという話です。またワクチンが廃止されているのではなく(多くの人々が現在も受けています)ベビーに100%強制するのを廃止している話です。
肝がんで亡くなる方が多くB型肝炎ウイルスの感染を原因とする症例が多いことから、日本では上に述べましたように、昨年から新生児への定期接種が始まっています。
ワクチン接種にはたとえどのようなタイプのものであってもリスクを完全にゼロにすることは困難です。気の毒な話ですが、ワクチンの重篤な副作用が出る方も宝くじに大当たりするくらいの低い確率ですが、ゼロではありません。因果関係がはっきりしていれば、尊い犠牲ということで、国から補償が受けられます。
医療関係者なら、もしあなたが職業的に不特定多数の方の体液と接触する可能性のある方なら、B型(及びC型)肝炎ウイルス検査を受けること、及びB型肝炎ウイルスのワクチン接種をできるだけ早く受けることを100%おすすめすることと存じます。