👘 七尾市雑談

七尾署は24日までに、七尾市中島地区の元市地域おこし協力隊の男性（51）を、農林水産省補助事業で偽の請求書や領収書を作成し、中島地域づくり協議会に提出したとして、有印私文書偽造・同行使の疑いで金沢地検に書類送致した。

　告発した協議会によると、元隊員は昨年度に担当した農泊推進事業について、無報酬で歴史講座のアドバイザーを引き受けた中島地区の男性への謝礼名目で6万2400円分、カキ1斗缶の購入名目で7千円分の請求書と領収書を偽造し、協議会から現金計6万9400円を受け取った。

　いずれも8月上旬に協議会へ返金された。杉木勉会長は「他にも疑わしい例があったが、今回は証拠がそろっている2件で告発した。農水省から返金の要請があれば速やかに応じる」と話した。元隊員は7月に辞任し、県外へ引っ越したという。