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高岡信用金庫に勤めていた50歳の男性職員が顧客の預金などおよそ5600万円を着服していたことがわかりました。
着服していたのは高岡信用金庫に勤務していた50歳の男性職員です。この職員は2016年から先月にかけて、顧客15人と2つの法人の定期預金や定期積金の証書を預かって無断解約するなど58回にわたって着服し、満期日には別の客の預金で補てんするなどして隠ぺいしていました。着服額は合わせておよそ5600万円、実際の被害額はおよそ1685万円にのぼります。
職員は着服した金を借金の返済やワインや靴など趣味の金に充てていたということです。先月16日に別の職員が顧客の証書を確認した際に発覚し、着服した職員は、14日付けで懲戒解雇処分となりました。
高岡信用金庫は、職員の親族が全額弁済していることから刑事告訴はせず、今後は内部管理体制を強化するとしています。