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　娘に食事を与えず低血糖症にして入院させ、共済金をだまし取った疑いで母親が逮捕された事件。母親を知る人たちは娘が「他の子と比べてもガリガリだった」と話すなど娘や母親の状況に”違和感”を抱いていたなどと話していました。

　大阪府大東市のパート従業員・縄田佳純容疑者（34）は今年1月、当時8歳だった娘に下剤を飲ましたり食事を食べないよう指示し、低血糖状態で入院させ、入院にかかる共済金6万円をだまし取った疑いが持たれています。

■知人「娘は給食しかたべていないのかなと」
　逮捕された縄田容疑者の知人女性は次のように話しました。

　（縄田容疑者の知人女性）
　「かなり子どもはガリガリでした。子どもが同い年ですが全然違いますね。毎日ご飯を食べていないだろうなというのは見ていてわかるぐらい。給食しか食べていないのかなと。骨が浮き出ているような感じ。お腹が痛いとよく言っていました」

　知人女性は縄田容疑者の実家の前で娘が泣いている様子を目撃したといいます。

　「実家の前で泣いていたこともありました、『鍵がない家に入れない、ママがいない』と。お菓子をあげた時には『食べていいの？』と聞かれて、喜んで食べていました。子どもがかわいそうすぎますね」

縄田容疑者「しょっちゅう飲みに…ほったらかしにされているんだろうな」
　さらに普段の縄田容疑者について次のように話していました。

　「学校ではいいお母さんでしたけど、2人でいる時はわかりません。見た目もきれいだし、ブランド品も持っているし。身に着けているものはいいものばかり、指輪も時計もカバンも。男の人がいている間は食べさせてもらったり、お金もらっているのかと思っていました。男関係が切れたから放置してるんだろうなって。（縄田容疑者は）しょっちゅう飲みに行っていて、子どもは一人でほったらかしにされているんだろうなと思っていた」

男性から『毎月数十万円』の資金援助　入院直前に打ち切り
　また、捜査関係者によりますと、縄田容疑者には交際相手の他に資金援助を受けていた男性がいて、去年1月から毎月数十万円を受けとっていたということです。縄田容疑者を知る人は次のように話しました。

【日時】2023年07月22日 11:52
【ソース】MBSニュース