本日のベストオブゆ~き自尊事故に見る社会の闇
「OSD」親が死んだらどうしよう よりそいネットワークです。
参加者の1人、ひきこもりの息子がいる70代の母親はこう話します。
「一番心配してる、親が死んだらどうするって、息子のことが気がかりで参加しました。息子は、本当は心配してるんだけど、触れてもらいたくない、聞かれたくないという心境じゃないかなと思います。
この日、会合では、ひきこもりの治療・支援に取り組む精神科医の斎藤環さんが家族の関わり方について語りかけました
「ひきこもりに関しての支援の8割は、なんとか家族間で対話を成功させること。ほとんどこれに尽きていますね。そもそも不登校、ひきこもりがこじれるのはこの対話の欠如。双方向性のある対話がないから、もともと大した病気じゃないのに、どんどんこじれていくことが多いわけです。私が対話をして下さいと言うと、もうさんざんやったけどだめです、とおっしゃる方がいますが、よくよく聞いてみると、対話していないんですよ。その方がしていることは、おしつけ、議論、説得、正論なんですよ。それは対話と呼ばず独り言と呼びます。なぜ独り言と呼ぶかというと聞いてもらえないからです
家族間の対話の重要性を説く斎藤さん。それはどのような思いからなのでしょうか。
「原因すべてが家族のせいとは思いませんけれども、長期化に関してはやっぱり家族関係が主だという風に言わざるを得ないと思います。ひきこもっている人にとって家族というのは環境そのものなんです。だからその家族との関係がいいか悪いかで、全然経過が変わってくるわけです。
では、家族はどう関わるべきなのか
「まずひきこもり状態を非難・批判しないことです。批判から入ったらもうおしまいですから、お互いの思いを共有したいということを大事にして、話し合いを進めてほしいと思います。
「OSD」親が死んだらどうしよう よりそいネットワークです。
参加者の1人、ひきこもりの息子がいる70代の母親はこう話します。
「一番心配してる、親が死んだらどうするって、息子のことが気がかりで参加しました。息子は、本当は心配してるんだけど、触れてもらいたくない、聞かれたくないという心境じゃないかなと思います。
この日、会合では、ひきこもりの治療・支援に取り組む精神科医の斎藤環さんが家族の関わり方について語りかけました
「ひきこもりに関しての支援の8割は、なんとか家族間で対話を成功させること。ほとんどこれに尽きていますね。そもそも不登校、ひきこもりがこじれるのはこの対話の欠如。双方向性のある対話がないから、もともと大した病気じゃないのに、どんどんこじれていくことが多いわけです。私が対話をして下さいと言うと、もうさんざんやったけどだめです、とおっしゃる方がいますが、よくよく聞いてみると、対話していないんですよ。その方がしていることは、おしつけ、議論、説得、正論なんですよ。それは対話と呼ばず独り言と呼びます。なぜ独り言と呼ぶかというと聞いてもらえないからです
家族間の対話の重要性を説く斎藤さん。それはどのような思いからなのでしょうか。
「原因すべてが家族のせいとは思いませんけれども、長期化に関してはやっぱり家族関係が主だという風に言わざるを得ないと思います。ひきこもっている人にとって家族というのは環境そのものなんです。だからその家族との関係がいいか悪いかで、全然経過が変わってくるわけです。
では、家族はどう関わるべきなのか
「まずひきこもり状態を非難・批判しないことです。批判から入ったらもうおしまいですから、お互いの思いを共有したいということを大事にして、話し合いを進めてほしいと思います。