>>766
JAPANがそうであった様にBUCK-TICKには一見退廃的なムードを醸し出す容姿からは予想し得ない、緻密な音作りと妖しげな破壊力に魅せられる。
Dシルビアンに比べたら櫻井氏の方がかなり呪術的で眩惑的だが、そこが又聴く者を引き込む魅力でもある。
そしてBUCK-TICKの妖艶さと表裏一体を成す魅力でもある破壊的な要素、これは元来スターリン等のパンクの影響下もあるBUCK-TICKの潜在能力。
個人的にはダムドに通ずる物を感じた。
時折ジャーマン・ノイズをも彷彿させるのは、今井氏の感性から発せられているのだろうが、フロイドすら思い起こさせる静閑で壮大なプログレッシブ一面も同様。
こういう魅力の多面性を有するバンドが日本にも居たのか…と、洋楽派の自分を唸らせたBUCK-TICKの「進化」は未だ未だ続きそう。
さてと…
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