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職場の障害者雇用（軽度の知的障害者）の方が、運転免許を取得しようと頑張っています。
ところが、障害者の親族、支援団体、職場の上司は、これについて反対、本人には諦めさせると躍起です。
まあ、もしもの事を考えての言動や行動であるのは間違いありません。

しかしながら、個人的に頑張ろうとする人間の邪魔をするのはいかがなものかと思うのです。
私の教育方針は、
「子供に切れないハサミを渡すな。子供に切れないハサミを渡せば返って怪我をする。」
というのが持論でして、知的障害をもっていても運転免許取得にチャレンジする姿勢は成長のチャンスだと思うのです。
同時に社会の厳しさ、責任の重さを知ること、社会に真っ向から挑む姿勢は、これからの彼に必須のスキルだと思います。
今は、親御さんが面倒を見てくれていますが、いつかは一人で生活していかなければなりません。

今回の件で職場では、ちょっとした問題になっています。
私も管理職である手前、免許取得について危険であるという判断をしています。
しかし、個人的には応援してあげたい気持ちもあります。

知的障害レベルは、一番軽いもので小学生程度の学力は持っています。
小学生が学ぶ道徳や善悪の判断もあり、本当に純粋な方で、仕事も一生懸命やってくれています。
健常者でも、見習うべきだと思うこともシバシバあります。
現状、本人が自動車教習所へ勝手に申し込み、現状では第一段階を修了したそうです。
これまで技能はクランクで1度落とされ、筆記試験を3回落とされたそうです。

個人的には、第一段階で諦めるとタカをくくっていましたが、良いペースで修了しています。
上司や支援団体は、このままでは免許を取得してしまうと心配しています。
個人的には、教習所だって無理なら無理と諦めさせるわけであって、免許を取得したらで何ら問題ないと思っています。

世間の方は、この問題についてどうお考えですか？