👤 オリジナルなりきり

(隣へ無骨な大剣をひとふり、それの持ち主であろう青年はカウンター席で見事に酔い潰れているのか、ジョッキこそ手に持ちもう片手へフォークを握りしめているがその手が動くことはなく)
…くかー。くかー。っぐご。(横にしてカウンターへ着いている赤い顔、瞼は両方閉じており極めつけにはイビキをしていて)
(それに気付いたマスターはそれもよくある事なのか慣れた動作でゴツい男性数人を動員し、青年とその荷物をあざやかに二階の宿へと連行していく)

ただいま…お邪魔しますよぉ？(音を立てないように店のドアを開け中を覗くとｶｳﾝﾀｰに近寄りそっと荷物を置き)

あはっ…ﾏｽﾀｰ久しぶり。元気にしてた？
え？あたし…？(あんたはどうだと聞き返されてきょとんとした後にやや伏せ目がちにﾏｽﾀｰに笑い返し)…まぁ…そこそこ元気かな。ちょっと長旅で疲れてるけどねぇ。
…大人びた？そうかな？あたしはあたしのままだけどね♪ﾆﾊﾟ(背も少し伸び髪も伸びて大人びた様子を指摘されやや照れながらあどけなく笑い)
あ、それよりあたしが使ってた部屋、まだそのままかな？それとあとでお腹に入れるものもらっていいかな…さすがにくたくたなの…(何か軽い食事を作ってとﾏｽﾀｰに頼み、財布から宿代と食事代を出してﾏｽﾀｰにせわしなく手渡し)

とりあえずこの子たちを早く休ませないとね。(ﾒﾙの服のﾌｰﾄﾞの中で眠りこけているﾁﾋﾞ青竜と゛かろうじてﾒﾙの足元で意識を保っている銀毛のｵｵｶﾐを見て苦笑いを浮かべ)
またお世話になるね…ﾏｽﾀｰ♪(鍵を受け取るとよたよたと部屋へと向かい)↓

※お目汚し失礼しました。

(カウンター席にて白いカップを相棒、万年筆を右手に便箋へと細かい文字を並べる青年。くたびれたボーダーシャツの左袖は肩口で纏めて縛られ、左腕を欠いていることが見て取れる。一心に作業に向かっているが紙面の中程まで筆を進めると一旦ペンを置いてその手をカップへ、冷めたコーヒーを喉に流しては隻腕を頭上へと伸ばし強張った身を反らし)
……ん、んんん、お、お、お？おおおおおあぁぁぁあああぐッ！！(ぽきぽきと背骨鳴らしつつ後方へ傾ける重心、傾きすぎた体重はやがて高椅子すらも傾かせ、後は重力に従いやけにゆっくりと落ちゆく体。本能が腕脚をばたつかせるが爪の先がカップを引き倒し便箋を茶色く染めるばかり。ガタァン！と酒場中に響く椅子の転倒音と共にそっくり返って後頭部を床に強打。その場の視線を集め)


(置きレスにて、暫し待機させて頂きます。どなたでもお気軽に、お手空きの方がいましたらお相手お願いします)

…………。(テーブル席で独り寂しく似合わないサラダを摘まんでいたが、ふと耳へ入った何者かの声と次に聞こえた何かが勢いよく床へ落ちたような音に対して、素直にそちらの方へ視線をやり)
(一瞬目を丸くするも次の瞬間には椅子から腰をあげ、ぱたぱたと翼を緩やかに羽ばたかせながら宙に浮かせては爪先を床へ着きを数回繰り返して当人の側へ寄っては屈み込んで)
…死んじゃった？(先程までサラダを刺すのに使っていたフォークを右手に、それの先を自分の口に加えながら小首を傾げて)

※こんばんは。
置きレスでのお相手宜しいでしょうか？

せちがらい……！大事故が発生したのに誰も救助に来ない……！！せちが、ら？(視線を集めようとも心配して様子まで見に来る人間は皆無。仰向けに倒れたまま殺伐とした社会と主に後頭部を中心とした鈍い痛みに涙を呑む。ふと、落ちる影に目許半ばを隠す髪の合間から少女を見上げ、救助が来たかと思いきや)
あまつさえ「死んじゃった？」だと！これしきの事故で死んでたまるかチクショグフッ！(救助にしてはあまりにも暢気なそして可愛らしい仕種言葉に憤慨しきり、がばり上体起こすと同時にぼきり腰の骨が鳴り再び倒れ)
……ウエェーン痛いよぉー！(ぶつけた腰が痛くて泣いた)


(ありがとうございます。喜んでお相手お願いします。)

ーわわっ！生きてたんだ。いきなり動いて声を出されるとびっくりするんだから。ネ。(不意に起き上がった青年に対し目を見開くと同時に、やや覗き込むように眺めていた顔をとっさに引いてフォークを手離し尻餅をつくも、ひとまず座ったまま左手を自身の胸元に当てて落ち着こうとするが)
………へ？(次の瞬間には何やら嫌な音が耳へ入り目を丸くして、再度倒れてしまった青年の痛みを訴える声を聞いても尚その音の正体が解らなかったのか不思議そうな顔をするだけで)
男の子がそれくらいで泣いちゃだめなんだよ。…おねえさんが起こしたげよっか？(腰の痛みも知らず更には妙な自称を口にしつつ体格からしてどんな起こし方をするつもりなのか、おもむろに「抱っこ」と言わんばかりに自身の両腕を差し出して)

※こちらこそありがとう御座います。
お手柔らかにお願いいたしますね+

※名前付けるの忘れてました(滝汗)

寧ろ不死鳥の如く蘇ったていでお願いします。その方がカッコイくないすか？(目許を腕で覆ってえぐえぐと啜り泣く傍ら、僅かに覆いをずらしてちらりと覗かせる片目は何食わぬ瞳、またすぐに再び腕を戻しては情けない泣き声を上げ)
「それくらいー」だなんて当事者じゃないから言えるんだ！おねいさんも落ちてみれば良いんだ！訴えてやる！こんな倒れやすい椅子を作った奴と置いた酒場を訴えてやる！あと助けに来ないその他大勢も！
……ぷーんだ、もう起きてやんないもんだ。(落下の痛みと衝撃はなんだかよくわからん怒りへと姿を変え、拳振り上げつつ思い付く限りの人間を糾弾し始める。やがて差し出される腕をうろんげに見詰めては間もなく寝返りを打ってぷいと背中を向け。起きなくても特に困る人はたぶんいませんが、強いて言えばとっても邪魔です。ちらりと肩越しに相手を盗み見)
背中からお羽の生えたどっから見ても少女なおねいさんにおめざのちっすして貰うまで起きないもん。



(お気になさらずにー)

んー。そだね。でもイスごとひっくりかえって泣いちゃったのはすごく格好悪いかも。ネ？(人差し指を顎に当て、格好良いのか否かを自分の頭の中で討論して青年の発言に同意するも、気配りや悪気の心があるのかないのか、何故か笑みを浮かべて続けざまに今しがたの同意を粉々に砕くような発言を付け加え)
わたしはそんなドジしないし痛いことはしたくないんだよ。うったえてもたぶん、おにいさんが一方的に負けちゃうかも。ーって、別にだきついて噛んだりしないよ？
おめざめのちっす…？……っ…。(背を向けられひとまず差し出した腕を下ろしながら問い掛け返そうとするも、その最中に意味を理解したのかみるみるうちに頬を赤く染めて視線を顔ごと逸らし)
や、やだ。ちゅーはむり。そんな軽いおんなじゃないんだよ。
…ほら、かわりにだっこ。飛びあがっていっきに起こしたげるから。(幼さゆえか真に受けて動揺を隠せないまま早口気味に、赤くなったまま向き直ると実は相手の事を全く考えてなさげな恐ろしい発言と共に再度腕を差し出して翼を小さく羽ばたかせ)

どーせ僕なんてカッコワルくてダサくてドジでイタい負け犬だもーんふんだふんだこのまま床になってやる！踏みたきゃ踏むが良いですよ！僕は床です！(違います。一撃のもとに同意を粉砕する無邪気なる笑みを目の当たりに誰もそこまでは言っていない被害妄想を撒き散らし、揚げ句今一度寝返りによって彼女から遠ざかりつつ俯せに。床に顔を埋めて両足ばたつかせ)
抱き着いて噛むだなんてそんな、おねいさん見掛けに寄らず大胆。軽くなければ魔性のオンナ？抱かれるよか抱きたい方？(片肘支えに上体を起こして首を傾け気味、恥じらいに染まる相手の顔を眺める表情はやはり至って無感情。気怠げな曇天色の瞳を細め、淡々とした声音で際どい問いを投げ掛けるや再び顔を伏せ)
ヤダヤダー！おめざのちっす貰うまで起きないもん！……よっこらしょいと。慌て具合がかいらしくてよろしい。ごちそーさまでした。(腕間に沈めた頭を左右に振りつつ駄々っ子よろしく悲愴染みた声を上げ、その舌の根も乾かぬうちに床へと手をついてむっくりと自ら起き上がり正座の姿勢。彼女へと初めてまともに体と顔とを向け顔の前に指を揃えた掌立てて、お辞儀に腰を折り)

(再度寝返りをうっては離れていく青年を見て困った表情を浮かべるも、反射的に右手を伸ばすだけで何も言えず)
わたしは吸血鬼だからね。異性を誘惑してゆだんしたすきにがぶりと噛みついたりするんだよ。抱っこはされるがわのほうが好き。…って、だから顔をふせないの！(やはり見た目相応の知識しかないのか意味違いに受け取ったらしく返答も実に単純で)
わっ…。ほらみんなにつめたい目で見られてるよ。あ、ううん。いいよいいよ。起きてくれさえすれば後は椅子に…。
………。嫁入り前の乙女で遊ぶなーっ！(駄々っ子じみた行動に点々とあちらこちらから向けられる視線に気付くと半ば見せ物になっている事を知り縮こまるが、ようやく起き上がった青年の行動に両手のひらを向けて首を左右に小さく振るも、次第に先程までとは違った意味で顔を赤くしていき、無防備な態勢であるのにも関わらず拾い上げたフォークを投げ付け)

……ああ、成る程。抱かれたいけど抱かせないってヤツ？僕は寸止め食らって燃え上がる方なんで、いっちょ誘惑されてみますか。してくれます？誘わあ痛ッ！(正座にて改めて正面きって向き合う少女の頭のてっぺんから爪先、爪先からまた頭のてっぺんへとしっかり一往復視線を滑らせる。頷きと共に己が片膝を掌で軽く叩きながら何食わぬ顔で噛み合わぬ会話を続け、推し量るよう問い掛ける眉間に相手が投げ放つフォークがクリーンヒット。だいぶ大袈裟に身をのけ反らせては再び床へと沈み込み、間もなく隻腕を支えにしなを作りつつ身を起こし涙目で睨み付ける眉間には確りと四つ横並びのフォークの跡が刻まれ)
ク……！バイオレンス少女現る……！！そうやって人の目ばっかり気にして何事もないながら穏やかな良い人生を送れば良いんだッ！あと嫁入り前なら床にへばり付く野郎に見上げられるという状況に危機感を持ってしまえ！それからフォークは武器じゃないんだぞ！

やだよ。おなかすいてて二人っきりだったらかんがえるけど、ここでおにいさんを誘惑して食べたらみんなこわがるかもだしさ。
それ以前におにいさんならこんな子どもにきょうみなんか…ーあ♪(あくまで相手との話が噛み合わないまま意味を理解する様子もなく本人は純粋な食べる、を口にし、いつ頃か前にも別の者に向けられた記憶のある視線に対し自身の手で胸元を指差しながら話している最中、フォークが見事に眉間へ突き刺さったのを視界に移すと手のひらを口元に一瞬だけ嬉しげな表情を見せ)
ふーんだ。どうせぼうりょくおんななんだよ。三百年前に散々ひどい思いをしてきたから、これからはおだやかに暮らすんだもん。(なかなか冷たいらしく涙目にも動じず、ただややムキになったような顔と口ぶりで腕組みをし)
きき感？ごちゅうこくありがと。でもだいじょうぶ。わたし空飛べるしじぶんの身はじぶんで守れるよ。
……武器かはともかくフォークは刺すものだよ。(最後の発言は間が空き、やや苦し紛れで)

フられた！お腹が空いてないってだけで二つ返事でフられた！！……ココだけの話、僕はとっても美味しいってウワサですよ。一口いかが？かわいいは正義です！！(肉体的な一撃に続く精神的な責め苦に打ちひしがれ何度目かの床との同化を果たし、ダンッ！と悔しげに床を拳で叩いてはめげずに？肩越しに振り返る。振り返った姿勢から身をよじり仰向けに寝転んではびしりと天井高らかに人差し指を掲げての宣言で冷ややか且つ汚物でも見るような視線を集め)
さんびゃくねん？……ああ、そか、吸血鬼さんって言ってましたっけ。女の子、を、ヒドい目に、遭わせる、とか、か、く……ッ！……サイテー。先割れスプーンが許されるなら先割れてないフォークもありだと思います。(相手の語る内容の違和感に首だけ起こし物珍しげに彼女の容貌を眺めて数秒、先の言を思い出しながらかなりの苦戦を強いられつつ腹筋のみで起き上がり)
や、身を守るとか飛べるとかでなくて、エート……。……まっ、いっか！さってさてさてお片付けー♪(“危機感”について意図とは違う意味に受け取ったらしい相手に如何に説明すべきか、目を細め気味にじろじろと眺める彼女の足元、やや上、その周辺。暫し黙考の果てにこれ以上ない程の爽やかな笑みを浮かべては軽々と立ち上がり、小唄交じりに倒れた椅子を引き起こし始め)

よーっす…(扉を開け疲れた声で挨拶をした後テーブルに付き)

ん？一人でテーブルに座るんじゃねぇって？理由あるんだからそう言わねえでくれよ…っと。(煙草に火を付け気怠げに煙を吐いた後メニューを指さし)ああメニューのこっからここまでと…後そこのワイン樽を一つ。
な？テーブルの理由が解ったろ…ってあーあー支払いなら問題ないって。最近ツケもないはずなんだが…。(苦笑しながらもう一度煙を吐き)いや別に強盗紛いやって稼いでるんじゃないぜ…？本業の方だよ本業の。
一人で攻城車２台引っ張らされちまったからなぁ…一部隊分給料寄越せって言ったらせめて五人前だとさ。余りに割に合わねえからちょいと攻城車の鎚をブン投げてやったらちゃんと働いた分の給料をくれた…って訳さ…。(マスターの「結局それは強盗紛いじゃないか」と言うセリフに顔をしかめ)そりゃ無いだろ…こっちもなかなかに疲れたんだぜ…？まあその鎚をブン投げる方向を相手の城かこっちのお偉いさんか迷いはしたが…(等とブツブツ文句を言いつつもマスターと談笑を楽しみながら二、三時間かけてメニューのあらかたを食べ続け飲み続けしたらしく↓)

※何かあがっていたのでー。お気になさらずに。

え。ええと、おにいさん？そしたらさいごの手がなくなっちゃうよ？いまたべられる量はすっごくすくないから、ひとくちだったら手をもらうことになるだろうし。(床を叩いてはめげず自ら乗ろうとする青年にやや困惑した口調で尚かつ問い掛けるかのように言い、縦にした手のひらをひょいひょいと左右に振って必死に遠慮する事を示し)
そ♪れっきとした吸血鬼なんだよ。まあひどかったのは結局過去のはなしだし、わたしもひどいことしちゃったんだけどね。あと先が割れてなかったらフォークじゃないもん。
む…。って、あ…っ。なんか、カウンターがすごいことになってるよ？(何やら眺められた後の明らかな誤魔化しに気付きやや不満げに口を歪めるも、青年の座っていた隣の席を引いて飛び乗った後、倒れたカップやコーヒーにまみれた便箋が目に入って)＞ｵﾙﾄﾘﾝﾃﾞ

？なんか見おぼえがあるようなないような。
……わたしも年かな。(ふとテーブル席へ向かうマスターに視線がいき、次にマスターと話す人狼が自然と目に映り眉を下げて小さく唸るも結局は分からず)＞TRAVIS

※了解です。ご縁があればいつか+＞寅さん

うん？……きっさま！人が禁酒食らってコーヒーで気を紛らわしてるってのにこれみよがしにワイン一樽だと！いい気になりやがってきっさま！表に、出……、…………。なんでもないですすみませんでしたごゆっくりどうぞー☆(スティニムとの会話の切れ間、ふと扉が開くのに気付いては何気なくそちらへ意識を向け、遠巻きに観察していると聞き捨てならぬ言葉が耳に飛び込み身振り素早く振り返ってはずずいと一歩踏み出し。八つ当たり丸出しに喧嘩を吹っ掛けるも相手にされているやらいないやら(多分されてない)、その口が並べる武勇伝にみるみる勢いは失せ顔は青褪め。謝罪と共にそそくさと撤退しては以降知らぬ存ぜぬ他人のふり(事実赤の他人)を決め込み/いずれ機会がありましたら、是非ともお相手をお願いします(礼)>TRAVIS



手がなきゃ足が、足もないなら口がある。口ばっかりは塞がれたって喚き散らしますよ。ちなみにオススメはモツなんで。裂いて開いて召し上がれ？(困惑と共に否定を示す相手に何という事もなしと片目閉じ伏せ肩竦めるや、さんざと床を這い回って衣服や髪で集めた埃やら塵を軽く叩いて散らかしてから椅子に腰掛け)
吸血鬼っつーと、何かと居辛いんじゃないですか？……ま、いつまでも過去にはしがみ付いてちゃいらんナイっすよ。やった事もやられた事も、すっぱり忘れて楽しみましょ。カウンター？……あ。(両大腿の間、座面の縁へと手を掛けて腕を支えに前のめり気味、隣の椅子に飛び乗る少女に体ごと向かいつつ良いか悪いかはさておいて気楽げに、何処となく気の抜けた笑顔作り。相手の言葉に改めて卓へと顔を向けては一悶着の間に確りとコーヒーが染み込み滲んだ細かい文字を並べた紙が目に入る。暫し黙って紙面を見詰め)
…………まだ読める！(ちょっと無理そう)>スティニム

う……。じ、じゃあさ、また今度わたしのおうちにきなよ。おっきな館でひとりぼっちだし。その時にならお腹ひらいてゆっくりたべたげるからさー？(一向に引かない相手にたじろぎながら視線を合わすことが出来ずにいたが、ふと思い付いたかのように本人にとっては脅しのつもりなのか片手の人差し指を頬に当てながら問い)
そだね。たまにこわがられるけど…もう慣れたかな。かぞくのみんなはもう生き返らないし、おにいさんの言ううとおり今をいきればいいんだよ。辛くても乗り越えればその内きっと…にがっ！(何度か小さく頷いて同意しつつ、倒れたコーヒーカップを手に取ると近くにあったおしぼりでカップを拭き、カップの中に残っていた僅かなコーヒーを許可なく口にするが次の瞬間にはしかめっ面をし)
いや、むりだよ。書きなおさなきゃね。(両手でカップを抱えたまま無慈悲にも空かさずつっこみ)

……んんっ？それってもしやお誘い？嬉しいなぁ。なんでしたら捌いて調理も致しましょ、是非ともお邪魔さして頂きまーす。(視線合わせぬ彼女へと意識は定めたまま落ち着き無くスツールの座面を左へと右へと。穏やかならぬ発言も他人事とばかり、照れたようにうなじの辺りを掻き乱しては軽く低頭し)
食べるものは違っても流れてるものは変わらない。とね、僕は思うんですが……、誰しも同じ考えじゃない。いなくなってしまった人を忘れない事も大事ですけど、適当なトコで折り合いも付けとかないと。んじゃ、健気なおねいさんに免じて今夜は僕の奢りで。こちらのレディにアイスピーチティーを。……あと布巾とコーヒーおかわり。(少女にはおおよそ似つかわしくない“ひどい目”の片鱗を窺わせる相手を眺めて少しく、些か困ったように宙へと視線を巡らせた後に再び相手へ、薄情とも取れる見解と共に顰め面に向けて柔と破顔し店主へと注文を告げ)
う。……ぐぐぐ。訴えてやる！こんな零れやすいカップを作った奴と置いた酒場を訴えてやる！僕の数時間を返せ……！(破顔も束の間、冷静且つ的確なツッコミに低く唸り紙面睨むや自ら裏切る数秒前の自分自身。逆恨みも甚だしく受け取った布巾をしとどに濡れた紙束の上から押し当て茶色い水気を吸わせ)

マスター…何か聞き捨てならないセリフ聞こえたんだけどあちらのお客さんに俺の奢りで空き樽を頭上からプレゼントしても良いかな…(延々飲み続けていたらしく焦点の合わない目でマスターに呟き)いや冗談冗談…だからその銀製のナイフしまおうか人狼にはそれすっげえいてぇから。うー…やっぱ酔った…分身したマスターに全方向から銀のナイフ投げられる前に帰るかなぁ…お勘定。(出された勘定書を見て二〜三度まばたきし)
マスター…どー見ても俺の予想より０が一個多い金額な気がするんだけど…え？あのワイン樽仕入れたばっかの銘酒…？道理でいつもより酔いが回…じゃなくてさ。手持ちじゃ足りな…(そこまで言った後に鼻先五センチにナイフが飛んで来)いや別に食い逃げするとかじゃないから家に金取りに…(今度は鼻先３センチの位置にナイフが飛んで来)マジで逃げたりしないから…な？つかほらツケとか…(最終的には鼻先１センチの位置にナイフが突き刺さり)
すいません家の棚勝手に開けて金抜いて良いんで勘弁してください…。(最終的に店の人間が取りに行くと言う話でまとまり)んじゃ俺道案内がてら家に……ああうん俺の家郵便屋に頼んだから知ってる？て言うかその鎖は何かなマスター？(無言で微笑むマスターに容赦なく鎖でグルグル巻きにされ)いやマスターこれ銀の鎖だよね？そこはかとなく動けない上に所々痛いんだけどぶっちゃけ…つかこのままだと軽く俺焦げるんだけど…結構お見苦しい姿になるんだけど…(その後マスターが抱えてきたモノを見て固まり)うんそれ樽だよね。しかも俺が飲んだ奴だよね。ああうん見苦しいモノには蓋しなきゃなぁ…って流石に待て。(あれよあれよと言う間に樽に首だけ出した姿で詰められ/ぶっちゃけ樽を頭の上から叩き付けられて詰められてるんで樽の割れた蓋の隙間から頭が出てます)
で…なんで樽の上にナイフ並べるのかなー…(その後店員が残りの金額を持って来るまで店の片隅に「酔いどれ危機一髪！ご自由にお刺しください」と張り紙が貼られたオブジェが置いてあったとか何とか↓)

※何か振られてたんで乗ってみた。今度こそしーゆーあげいん

…………。あ…その…、や、やっぱり来ちゃだめ！わたしが使うとこ以外はあまりおそうじしてないし。……じゃなくて、とにかくおにいさんはじぶんの身体をだいじにしなよ。おにいさんが冗談だとしても、わたしは人食らいの吸血鬼だからほんとにたべちゃうよ。(妙な流れになっている事に今更気付くと本格的に困った表情を見せて青年の目を見つめること暫し、ぶんぶんと首を左右に振って本音を口にし)
…わ、ありがと。ふふ、でもレディだなんていいように言っても何もでないんだよ。(ふとマスターから渡されるストロー付きのグラスを見て目を丸くし、一度青年へ視線を向けた後に空のコーヒーカップと引き換えにそれを受け取ってカウンターにひとまず置き、やや赤くなった顔を誤魔化す為か不自然に前髪を弄って)
だーかーら、そんなこと言わないの。書きなおすのもたまにはいい体験だよ。それが終わったらおねえさんが肩たたきしたげるから。(前髪から手を離すとストローでグラスの中を緩やかに混ぜつつフォローのつもりなのか子供らしい思考を晒し)