第2戦のアンダーソン戦で0—6、1—6と惨敗していた錦織は、中1日で迎えたこの日も悪い流れを断ち切れず。最初のサービスゲームだった第1セットの第2ゲームを連続ダブルフォルトを犯すなどしてブレークされると、第2セットもミスから自滅。得意とするストローク戦に持ち込めず「ほぼ試合にならなかった。ミスが(出るのが)早かった。今日は彼(ティエム)もいいプレーしたが、それ以前に自分のミスが早かった」と淡々と話した。
初戦で4大大会史上最多の20勝を誇るフェデラーから4年ぶりの勝利を挙げたが、「内容的に3試合とも良くなかった。最後まで感覚がつかめず終わった」と振り返った。それでも昨夏の右手首故障から復帰した今季は、ツアー下部大会から始まり、9月の全米オープンでは4強入りを果たすなど見事に復活。「十分すぎる1年だった。ここ(ATPファイナル)に出られなくてもおかしくなかったので」と充足感を漂わせた。
初戦で4大大会史上最多の20勝を誇るフェデラーから4年ぶりの勝利を挙げたが、「内容的に3試合とも良くなかった。最後まで感覚がつかめず終わった」と振り返った。それでも昨夏の右手首故障から復帰した今季は、ツアー下部大会から始まり、9月の全米オープンでは4強入りを果たすなど見事に復活。「十分すぎる1年だった。ここ(ATPファイナル)に出られなくてもおかしくなかったので」と充足感を漂わせた。