歓喜の輪の中心にいたのは、167センチの小柄な司令塔だった。今季から主将の大任を任された富樫勇樹は、「みんなプロ選手としての自覚がある。自分はこれまで通りやるだけ」。気負い過ぎることなく、その分プレーで引っ張り続けた。
過去2度の決勝では、いずれも悔しさを味わった。3度目の決勝に臨む今大会前には、「もう今年は優勝するために来た。その準備も整っている」。覚悟を決めて臨んだ舞台で、言葉どおりの結果を出した。所属クラブで悲観のタイトルを手にし、夏には日本の司令塔として、五輪の大舞台で大暴れする。
過去2度の決勝では、いずれも悔しさを味わった。3度目の決勝に臨む今大会前には、「もう今年は優勝するために来た。その準備も整っている」。覚悟を決めて臨んだ舞台で、言葉どおりの結果を出した。所属クラブで悲観のタイトルを手にし、夏には日本の司令塔として、五輪の大舞台で大暴れする。