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青森、なぜ「短命県」日本一? ラーメン店も異例の訴え
都道府県別で平均寿命が男女ともに最も短い青森県。2000年以降ワースト1位で、男性に限ると1975年から続く。なぜ、青森県は「短命県」なのか。
青森県民はラーメンや炭酸飲料、ジュースが大好き。総務省家計調査(15~17年)によると、都道府県庁所在市及び政令指定市別で、青森市は年間世帯当たりのカップ麺購入額は6322円、購入数量は5950グラムで、ともに全国1位。塩干魚介やチューハイ・カクテルも購入金額、数量とも1位、炭酸飲料、果実・野菜ジュース、コーヒー飲料は購入額1位だ。
その結果、体格指数(BMI)は、男女ともに全国平均を上回り肥満気味で、1日の平均歩数も全国平均以下。塩分の摂取量は厚生労働省が「日本人の食事摂取基準」で示す目標量の男性8グラム、女性7グラムを上回り、男性11.3グラム、女性9.7グラム。喫煙率も男女とも全国2位。がんの年齢調整死亡率、糖尿病死亡率もともに全国ワースト1位だ。